2017年1月22日日曜日

トランプ大統領【布告】職と成長を取り戻す

the WHITE HOUSE PRESIDENT DONALD J. TRUMP
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職と成長を取り戻す

凡例:“The United Sates”の訳語を字義とおり「合州国」とする。

アメリカの労働者とビジネスは2008年の不況からこのかた、第二次世界大戦以降で最も歩みの遅い経済回復に苦しんできた。合州国はこの期間に300,000人分近くの製造業雇用を喪失し、労働人口に占めるアメリカ国民の割合は1970年代以降に見なかったほどの低水準に急落し、国家債務は倍増し、中産階級は縮小した。トランプ大統領は経済を回復路線に戻すため、今後10年間で2500万人分の新規アメリカ人雇用を創出し、年間4パーセントの経済成長に復帰する大胆な計画の概要を策定した。

計画は、アメリカの労働者とビジネスが勤勉に稼いだドルをもっと多く手元に残せるように助ける成長志向の税制改革をもって発足する。大統領の計画は、すべての税率等級に属するアメリカ国民の税率を引き下げ、税法を単純化し、世界最高水準にある合州国の法人税率を引き下げる。時代遅れになり、過度に複雑化し、負担が目に余る税法を修正すれば、何百万人分もの新規雇用を創出し、経済成長を増強して、アメリカ経済を束縛から開放するだろう。

大統領はまた生涯にわたる雇用創出者でありビジネスマンとして、ワシントンがアメリカの小企業、起業家、労働者の邪魔をしないことがいかに重要か、このことも承知している。連邦規制は2015年だけでも、アメリカ経済に2兆ドルを超えるコスト負担をかけた。それが、大統領が新たな連邦規制の一時停止を提案し、雇用を喪失させるだけで撤回すべきである規制を洗い出すように連邦省庁の長官らに命令している理由である。

大統領はまた数十年にわたる取引締結経験によって、合州国にとって最良の貿易協定をめざして交渉することがいかに決定的な意味を持つか、このことも理解している。われわれは既存の貿易協定を交渉しなおし、今後の交渉に強硬姿勢を取ることによって、貿易協定がわが国の本土に高賃金の職をもたらし、わが国の経済の大黒柱であるアメリカの製造業を支えることを保証する。大統領は、アメリカの労働者を傷つける、不法な、または不公正な取引にふけっている諸国の末路を思い知らせることによって、われわれが意味するビジネスがどのようなものか、これをアメリカの貿易相手の諸国に示そうと計画している。

大統領の政策はアメリカの労働者とビジネスに寄り添うことによって、経済を束縛から解き放ち、2500万人分の雇用を創出し、アメリカをふたたび偉大な国にするのに資する。

【クレジット】

The WHITE HOUSE, PRESIDENT DONALD J. TRUMP, “Bringing Back Jobs And Growth,” posted on January 20, 2017 at;

【トランプ大統領布告シリーズ】




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