1 大事な情報が隠される
私たちの生活や命に関わる様々な重要情報が「特定秘密」とされるかも。
政府が不都合な情報を隠し、国民が本当のことを知ることができなくなります。
2 なにが秘密かわからなくても罰せられる
「特別秘密」を漏らしたり、知ろうとしたりしたものに厳しい処分が待っている。
公務員に限らず広く市民まで重罰。
実際に情報を聞き出せなかった「未遂」も、他人と相談『共謀』も、アドバイス「教唆も、あおる「扇動」しただけでも罰せられる。
最大懲役10年!と、他の匡と比べても重い。
3 「知る権利」が危機に
マスコミによる取材や一般市民による情報へのアクセスも処罰の対象となるので、知る権利が侵される危険がある。国政に関する情報は国民に公開されるのが原則なのに国民はそれを知ることも、議論することもできなくなります。
4 私たちのプライバシーが監視・調査される
秘密を取り扱わせようとする者の職歴、活動歴、信用状態、通院歴等、調査を行い選別することができるようになり、これによって公務員だけでなく、多くの国民がプライバシーの侵害、思想による差別などの人権侵害の危機にさらされます。
5 その範囲が際限なく拡がっていく危険
抽象的な表現が多く、幅広い情報を「特定秘密」にできる可能性がある。
6 原発問題も特定秘密になる
福島原発の汚染水の状況、事故収束の見通し、放射能汚染の実態、放射能被曝による人体への影響などなど、福島原発の話題事態が「特定秘密」とされ、これに触れることすら禁止になる可能性がある
7 表現の自由や学問・研究の自由などの権利も侵される
「テロ対策」に関する法案の文章に「政治上その他の主義主張に基づき国家もしくは他人にこれを強要するための活動」となっていて、解釈によっては国民の普通の意思表示、たとえば原発ゼロを求める官邸前デモや個人への署名のお願いまでがテロにされてしまう可能性もある。
こんな法案は今、まさに国会で成立しようとしています。成立したら41万件もの情報が「特定秘密」とされるらしい。そんなにもヒミツ!?
そのヒミツの内容までヒミツなんてどういうことでしょう。これでは何も知ることも言うこともできなくて、なんとなくこわくて、みんなが何も言わなくなる。
自粛した社会になっていくのが、とても不安です。
この法律はアメリカからくりかえし求められてきていましたが、今までは国民の反対で廃案になっていました。この法律の先には「戦争」が見え隠れします。
私たちの「平和」と「自由」はどうなるのでしょうか?
民主主義とは何なのでしょうか?
【出処】
2013年12月5日、参議院委員会強行採決の日、JR郡山駅前街頭アクションで配られたチラシ。
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