中国、日本に対してフクシマ核惨事対策を要求
2016年6月4日土曜日
中国の外交部報道官は昨日、中国が2011年フクシマ核事故の影響について極めて憂慮していると述べ、日本政府が時宜にかなった追加的な措置を講ずるように要請した。
「日本が時宜にかなった包括的で正確な情報を国際社会に提供するとともに、海洋環境を保護するために、効果的な措置を講じるように、わが国は望んでおります」と華春瑩(Hua
Chunying)は日例記者会見で述べた。
施設の事業者、東京電力株式会社は月曜日(5月30日)に初めて、これまで5年間にわたり事象を「核反応炉損傷」と言及することに固執していたことが「真実を隠していた」と認めた。
米国ウッズホール海洋研究所の海洋放射線化学者、ケン・ビューセラー氏によれば、漏出した放射性物質の80パーセントあまりが海に流出したので、フクシマ事故の影響は「未曾有のもの」であるという。
「わが国は、日本が、自国民、近隣諸国の人民、国際社会に対して高度の責任感を維持するように望んでおります」と、華氏は語った。彼女は、中国が、韓国をはじめ、関係方面と連絡しあう意向であると付言した。
華氏は、中国が国際原子力機関に対して、事故に由来する放射能汚染水の監視と評価を強化するように要請したと述べた。
外交部は2011年の地震と津波のあと、人民が該当地域への旅行を計画するさい、用心深く振る舞うように勧告していた。華氏は、この勧告はまだ有効であると語った。
…[以下、略]…
【クレジット】
ShanghaiDaily.com, “China’s action call over Fukushima,”
posted on June 4. 2016 at;
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