2012年1月27日金曜日

【郡山市】 子どもたちにせめて安全な給食を!



~大人たちの約束~


未来のあなた達を守ります。

未来の日本を守ります。

未来の福島を守ります。



【資料①】
 平成231215

報道関係者各位

安全・安心アクションIN郡山
代  表  No.T
副代表  Ne.T


「市内の小中学校での学校給食についての請願書」の否決についての声明文

私たちは、平成23年郡山市議会12月定例会に、標記の請願書を、3名の議員の紹介をいただき提出していました(請願趣旨、請願事項は別紙の通りです)。
 しかし、本日開催されました文教福祉常任委員会において、賛成3名、反対6名で否決されました。主たる反対の理由は、定期的に開催することについて行政の負担が増える、不安を煽る、そして日常の中で対応すべきとのことでした。
 私たちのように、郡山市に住みながら子育てをする者にとっては、食の安全・安心の確保は極めて重要な問題と捉えています。そのため、学校給食で提供されている食材の安全・安心の担保についても大きな関心事の一つです。
 このような見地から、学校給食について、保護者へのより詳細な説明や質疑応答の場を設けていただきたく、標記請願書を提出しました。
 私たちは、単純に一保護者として、実際に子ども達に提供されている学校給食の食材等について、市の担当者よりお互いに顔が見える状態で、詳細な説明を受け、その上で疑問点などについてお伺いしたいと考えていました。そのことにより、相互の理解が深まり、私たちの食に対する不安は払拭されるものと考えていました。
 例え、市議会最終日に全体会での採決の機会が残されているとはいえ、市民に、特に放射線被ばくの不安に駆られている保護者に寄り添うべきはずの市議会の、それも文教福祉常任委員会で否決されたという事実に、非常に残念に思っております。
 今後は、定例会最終日で採択されるべく、市議会の有り方、行政の説明責任そして行政の透明化を求めて、広く社会に問題提起したいと考えています。
●賛成議員
岩崎真理子議員・安斎真知子議員・滝田春奈議員
●反対議員
今村剛司議員・諸越裕議員・塩田義智議員・佐藤徹哉議員・太田忠良議員・石川義和議員

*この件に関する担当者
安全・安心・アクションin郡山
顧 問  武本 泰 
連絡先  080-1809-3169  

<別紙>

「市内の小中学校での学校給食についての請願書」

【請願趣旨】

第1 現在の子育て環境について
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県を含め東日本の広範囲が放射性物質により汚染されました。事故から9ヶ月を経て、未だ市民は放射能による外部被曝及び内部被曝の脅威にさらされ続けています。現在、市内の小中学生の多くは、外部被曝のみで既に年間1mSv/hを大きく上回ることが予想されるため、子供たちに、更なる内部被曝の追い打ちを求めることは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
農作物についても、東日本の各地で暫定基準値を上回る例が散見され、県内の新米については、福島市大波地区など4地区で収穫された玄米から暫定基準値を上回る放射線量が検出されています。

第2 学校給食と保護者の関わりについて
このように、食の安全に対する信頼が不安視されている現状では、学校給食における食材についても同様のことが懸念され、保護者としては不安が払拭されない日々を過ごしています。学校給食は、児童や生徒に提供されていること、基本的には児童や生徒そしてその保護者に食材選択の機会が与えられていないことから、行政には、より高いレベルでの安全性の確認と、児童・生徒そして保護者へのきめ細かな説明が求められると考えています。
その上で、市内の小中学生の内部被曝線量をより一層低減することにより、子供たちの健康を守り、学校給食について保護者の理解と安心感を深める見地から、以下の請願を提出いたします。

【請願事項】
事故発生以来、学校給食については学校側から文書による連絡・説明等は何度かありましたが、対面による説明と質疑応答の場が設けられていません。そこで、対面形式での説明や質疑応答の機会を定期的に設けていただきたく宜しくお願い申し上げます。




【資料②】


平成231226
郡山市教育長
木村 孝雄 殿

安全・安心アクションIN郡山
代表 No.T   
963-◯◯◯◯
郡山市◯◯◯◯ 
℡ ◯◯◯◯   

『学校給食について(要望書)』

平素は、学校給食の安全性確保に格段のご配慮を賜り、心よりお礼申し上げます。その上で、更なる安全性の確保と信頼の構築を求めて以下の要望書を提出させていただきます。

◎第1 学校給食を取り巻く環境について
1 各地で、暫定基準値を上回る農作物が報告されています。また、県内の新米についても、福島市大波地区など数値区で収穫された玄米から暫定基準値を上回る放射線量が検出されたため、県は郡山市の一部の地域で収穫された新米についても再調査中と聞いています。
2 学校給食では、学校給食法の目的達成のために関係教職員のみならず、保護者や地域の方々の協力を得ることも重要であり、「学校給食衛生管理基準」には以下のように定められています。
1)3(調理の過程等における衛生管理に係る衛生管理基準)の1の(1)の四で…献立作成委員会を設ける等により、栄養教諭等、保護者その他の関係者の意見を尊重ること。…と定められています。
2)4(衛生管理体制に係る衛生管理基準)の1の(1)の四で…校長等は、学校保健委員会等を活用するなどにより、栄養教諭等、保健主事、養護教諭等の教職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、保健所長等の専門家及び保護者が連携した学校給食の衛生管理を徹底するための体制を整備し、その適切な運用を図ること。…と定めています。
3 このように、食の安全に対する信頼が不安視される中で、学校給食で提供されている食材についても同様のことが懸念され、保護者としては不安が払拭されない日々を過ごしています。学校給食は、児童や生徒に提供されていること、基本的には児童や生徒そしてその保護者に食材選択の機会が与えられていないことから、行政には、より高いレベルでの安全性の確認と、児童・生徒そして保護者へのきめ細かな説明が求められると考えています。

◎第2 要望事項
以上を踏まえまして以下の事項について要望させていただきます。
1 学校給食で提供される「あさか舞」についての公的機関あるいは第三者機関による検査を求めると共に、検査体制が確立し、福島県の再調査が終わるまでの間、平成23年度産あさか舞の学校給食での使用を見合わせることを求めます。
2 事故発生以来、学校給食については学校側から文書による連絡等がありましたが、対面による説明や質疑応答の場が設けられていません。そこで、学校給食法や学校給食衛生管理基準に鑑み、対面形式での説明や質疑応答の機会を設けることを求めます。

【リンク】






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