2013年3月13日水曜日

検出下限値【検証】福島県庁食堂は1ベクレル、福島市学校給食は10ベクレル


Twitterはおもしろい。
とっても古いツイートがグルグル廻って、還ってくることがあります。


















投稿日は20121010日、リツイート数が1,416回、お気に入り登録数が234回…旅人としては、長い遍歴、戦士としては、さながら歴戦の強者です。仲間内の手前味噌ですが、下記ツイッター・アカウントをよろしくお願いします…
 

2011年6月24日、私たちは福島地方裁判所郡山支部に、原発事故からの被ばくから守るため、子どもたちの集団疎開を求めて、「ふくしま集団疎開仮処分」を提起しました。 フェイスブック(グループ)
http://www.facebook.com/#!/groups/359798887429487/ 

http://fukusima-sokai.blogspot.com/
*** 引用、おわり ***
では、上の図の画像をキャプチャして、内容をチェックしてみましょう。
まず、平成24109日付け福島県庁消費組合「県庁食堂ご利用の皆様へお知らせ」チラシ…

キモを抜書きしてみると…
      使用機器
オルテック社製Ge半導体検出器 SED-EMS
      検出限界値  1 Bqkg
一方、福島市教育委員会の学校給食の場合はどうなっているでしょうか…

測定機器 ベラルーシATOMTEX社製
Nal
TI)シンチレーション検出器
検出下限値 10ベクレル/Kg
10ベクレル未満は、「検出せず」と表示)
せっかくですので、現在時点の公表データをそれぞれ検索してみました。


1.       検査対象
平成2534日から38日までの1週間分の食堂で調整した定食
2.       検査結果
試験項目
基準値(規制値)
試験結果(Bq/kg)
検出下限値(Bq/kg)
放射性セシウム-134
―――
検出せず
0.642
放射性セシウム-137
―――
検出せず
0.897
放射性セシウム合計値
100Bq/kg以下
検出せず
1.5

ふ~ん、放射性セシウム合計値の検出下限値は、昨年10月9日のお知らせと違って、1.5ベクレル/kgとなっている。放射性セシウム同位元素ごとの検出下限値を1.0ベクレル/kgと触れたのでしょうか。
では次に、島市ホームページから関連情報を探してみましょう…
*** 以下、引用です ***
学校給食の放射性物質を毎日測定しています -学校給食まるごと検査事業-312日更新)
市では、学校給食が安全な食材で作られていることを再度確認し、安心して子どもたちに給食を食べてもらうようにするため、食品内放射能測定器を学校給食センター4施設に設置し、平成2311月から平成243月まで、給食センターでは週1回、単独給食実施学校では月2回の頻度で学校給食に使用する食材について放射性物質のスクリーニング測定を実施してきました。
 平成244月からは、給食で使用する食材を1人分の割合で混ぜ合わせた試料(混合試料)をつくり、毎日測定することとしました。給食センターでは、混合試料のほか、毎日提供する主食(ごはん、パン、めん)と牛乳の測定も併せて実施します。
 測定した結果は、毎日更新してお知らせします。
最新の測定結果
いかがでしょうか?
やはり、いまだに福島県庁食堂と福島市学校給食の放射性セシウム検出下限値のあいだには圧倒的な格差があります。福島県庁で県職員はセシウム検出値1.5ベクレル/kg未満の食事を摂っているのに、福島市の子どもたちの給食は、ようやく10ベクレル/kg未満!!
ちなみに、毎日のようにセシウム10ベクレル/kgを摂取すれば、どうなるでしょうか?
20121029日付け拙ブログ記事「シウム10ベクレルの衝撃」から再録してみます…
 
*** 引用、おわり ***
最後に、もうひとつおまけです…
福島県庁消費組合サイトの食堂案内を覗いてみると、なんと福島県立医科大学の食堂も同組合が運営しています。福島県広報『つくしま_ゆめだより』で「この『シーベルト』の数値が同じであれば、外部被ばくであっても内部嫂ばくであっても人体への影響は同じものです」とICRP見解をのたまう山下俊一副学長も、ほぼベクレル・フリーの食事を召し上がっているのですね。
 

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