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日本における沖縄人権活動家の不当逮捕と勾留
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2017年6月15日
山城博治氏は国連人権理事会の第35総会において、反差別国際運動および国際フランチェスコ修道士会を代表し、「日本における沖縄人権擁護活動家の不当逮捕と勾留」に関する声明を口述した。テキスト全文PDF(English/日本語)。
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口頭声明/第35回・人権理事会総会
第4項/一般討論
2017年6月15日
口述者:山城博治
反差別国際運動を代表して
口頭声明
ありがとうございます、議長。
私は沖縄における米軍基地による人権侵害に対し、平和的な抗議運動を行っている山城博治です。日米両政府は沖縄の人々の強い反対にもかかわらず、新たな軍事基地を沖縄に建設 しようとしています。
市民は沖縄の軍事化に反対して毎日抗議活動を行っています。日本政府はその市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣しました。
私は抗議活動の最中、微罪で逮捕され、その後、二回遡って逮捕されました。勾留は5ヶ月間にも及びました。面談は弁護士以外との接見を一切禁じられ、家族とも会うことを許されませんでした。私は自供と抗議運動からの離脱を迫られました。これらは当局による明らかな人権侵害です。
しかし私も、沖縄県民もこのような弾圧に屈しません。
私は、日本政府が人権侵害を止め、新しい軍事基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求めます。
ありがとうございます、議長。
【団体】
国際フランチェスコ修道会
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【クレジット】
The International
Movement Against All Forms of Discrimination and Racism, “Japan’s arbitrary
arrests and detention of Okinawan human rights defender (HRC35, 2017, Joint-OS),”
posted on June 15, 2017 at;
【メディア報道】
NHK NEWS WEB
6月16日 5時25分
スイスで開かれている国連人権理事会で、アメリカ軍施設の建設に反対する活動中に沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕、起訴され、5か月余り勾留された沖縄平和運動センターの議長が演説し、「明らかな人権侵害だ」として日本政府を批判しました。これに対し、日本政府は「法に基づいたものだ」と反論しました。
JIJI.COM
【ベルリン時事】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などに反対する住民らのリーダーで、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏(64)が15日、ジュネーブの国連人権理事会で演説した。山城氏は反基地運動への当局の「弾圧」を批判し、「民意の尊重」を日本政府に求めた。
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