— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2017年7月15日
MONDE
フクシマ:放射能汚染水の海洋放出へ
福島第一核発電所の事業会社、東京電力はトリチウム汚染水を海洋投棄する意向であり、地域住民、とりわけ漁業者たちはこの方策に懸念を募らせている。
日本のメディア各社は、福島第一核発電所の事業会社、東京電力が水素の放射性同位体であるトリチウムで汚染された水を太平洋に投棄する意向であると伝えた。
新たに東京電力の会長に就任した河村隆氏は共同通信の記事で、「(東電として)判断はもうしている」と明言した。
2011年3月11日に津波を伴った地震で被災した核発電所にとって、汚染水が問題になりつづけている。6基ある核反応炉のうちの3基は冷却のために絶え間なく給水されている。
その際に汚染された水は62種類の放射性物質を除去する工程で処理されるが、トリチウムだけは取り除けない。
トリチウム汚染水は約580基のタンクで約777,000トンが保管されており、この放射性物質が施設の解体の障害になっている。
[訳注]目下、汚染水の保管量についての報道は乏しいが、次の2017年2月24日付け毎日新聞記事が「汚染水を処理した水の行き場はなく、敷地内には約1000基のタンクが林立する」と伝える…
日本政府・原子力規制庁の田中俊一委員長は事業会社に汚染水を海洋投棄するように促した。少量で存在するトリチウムは、実際には大したリスクにならない。
だが、地域住民、とりわけ漁業者たちは、この方策に不安を募らせている。具体的には、住民に対する意思疎通の欠如が批判されている。
【クレジット】
L’avenir.net, “Fukushima: de l’eau radioactive va être déversée
dans l’océan Pacifique,” posted on July 14, 2017 at;
【関連報道】
2017年7月14日付け共同通信
2017年7月15日付け毎日新聞
【ブログ記事】
2016年4月17日
2016年4月16日
0 件のコメント:
コメントを投稿