Read the 2017 Doomsday Clock Statement: https://t.co/0tAZlY96Xw #DoomsdayClock pic.twitter.com/exqw429cdM— BulletinOfTheAtomic (@BulletinAtomic) 2017年1月26日
原子力科学者会報
真夜中12時まで2分30秒 |
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moves the Clock ahead
2017年1月26日 07:28
週末時計の針を進める委員会決定
凡例:[訳注]。The United States は字義通りに「合州国」と訳す。
原子力科学者会報の科学・安全保障委員会は70年にわたる世界週末時計の歴史ではじめて、象徴時計の針を真夜中12時に向けて30秒進めた。
Read the Science and Security Board’s 2017 Doomsday Clock Statement.
Read the press release.
Watch the videotaped Doomsday Clock Announcement;Read the press release.
See the multimedia presentation “A timeline of conflict, culture, and change.”
会報の科学・安全保障委員会は世界週末時計声明2017年版で、世界の指導者たちは、人類生存に対して最も差し迫った脅威、すなわち核兵器と気候変動を理解し損ねていると指摘している。ドナルド・トランプと彼が指名した閣僚候補の幾人かが両方とも、気候変動に関する圧倒的な科学の共通認識に対して表明した不信のみならず、核兵器の使用および拡散に関するトランプの不穏な発言が、偏狭な愛国主義の世界的な登場と相まって、委員会の決定に影響をおよぼした。
レイチェル・ブロンソン(Rachel Bronson)事務局長兼パブリッシャーと会報役員3名が、本日午前、ワシントンDCのナショナル・プレス・クラブで開かれる記者会見に出席し、委員会の決定に対する質問に答える。ブロンソンは、「今年は終末時計70周年にあたりますが、時計に関する審議は通常に増して切迫感に包まれているように思われました……信頼しうる情報源が攻撃され、フェイク[でたらめ]ニュースが幅を利かせ、双子の脅威、核兵器と気候変動を合州国の次期大統領が語るのに、傲慢でしばしば無謀な態度でことばを操っておりました」と語った。
委員会の声明は、核兵器と気候の脅威を抑制するために、世界の指導者たちが踏むことのできる一連のステップを概説している。声明は次のように結論している――
「これまでの20年間、世界終末時計の分針は、1980年代初期以降で真夜中12時に最も近い正刻3分前で据え置かれていました。科学・安全保障委員会は最近2度の年次終末時計声明で、『世界的な破局の可能性は非常に高く、惨事のリスクを減じるために必要な行動をただちに起こす必要があります』と警告していました。わたしたちは2017年になって、危険がさらに大きくなり、行動の必要性がさらに切迫していることを突き止めました。真夜中12時になるまで2分30秒であり、時計は秒を刻み、世界に危険が迫っています。賢明な公職たちは直ちに行動すべきですし、人類を導いて、瀬戸際から遠ざけなければなりません。公職たちが行動しなければ、賢明な市民たちが前に踏み出し、道を先導しなければなりません」
世界終末時計声明2017年版の公表は、プラウシェアズ基金の寛大なご支援によって可能になった。
【クレジット】
The Bulletin of the Atomic Scientists, “Board moves the Clock ahead,”
posted on January 26, 2017 at;
【記者会見】
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