2014年3月11日火曜日

海洋のストロンチウム汚染明白 「魚肉の汚染は? 食卓の安全は?」

本稿は下記のニュースレターからの引用記事です…
三陸の海を放射能汚染から守る岩手の会 ニュースレター<天恵の海>
海洋のストロンチウム汚染明白
魚肉の汚染は? 食卓の安全は?
福島原発沿岸の試験操業は中止せよ
シラウオ、コウナゴが対象
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福島県漁連は1月24日、いわき市で県下漁協組合長会を開き、3月から震災後初めてとなるいわき沿岸の試験操業をイシカワシラウオ、コウナゴを対象に開始することを決めました。試験操業はこれまで、水深が135メートル以上となる沖合海域で底引き網漁を行ってきましたが、沿岸海域については汚染水問題を受けて見送られていました。
漏洩が止まらない汚染水には非常に毒性の強いストロンチウム90が検出されており、誌上に汚染された魚が出まわる危険が増大しています。「岩手の会」が、関係機関に電話をかけて、ストロンチウム90による健康被害防護の体制について問い合わせたところ、ストロンチウム測定は全く不十分であることがわかりました。
地図は「福島民友」2014年1月5日号より
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セシウムの測定でストロンチウムもわかる?
福島県水産課
福島県水産課の担当者は「県としてはストロンチウムの測定はしていない。セシウムの測定で間に合わせている。」と答えました。「違った元素のセシウム濃度でストロンチウムの濃度がわかることはありえない」と再質問しました。
しかしそれには答えず、「ストロンチウムの分析は農水省でやっているのではないか。」と答えました。
ストロンチウムの測定は難しい
  農水省
農水省の消費者相談に電話して聞きました。
農水省の担当者も「ストロンチウムとセシウムの割合基準があり、それで対応している。」と答えました。私たちがそれはおかしいと再質問すると、「ストロンチウムの測定は時間がかかるので測定していない」と答え、測定の困難さを理由に上げました。
「現にストロンチウムを含む汚染水が1リットルあたりごまるまる500万ベクレルも海洋へ出ている状況にある。水産物の濃度を厳密に分析し公開した上で試験操業の是非を判断するべきではないか」と要請しました。
《ストロンチウムの食品基準》がない
このあと内閣府食品安全委員会や水産庁にも電話しました。驚いたことにどの機関も「セシウムの基準にストロンチウムのリスクが配慮され設定されているから問題ない」と、最初に答えました。セシウムとストロンチウムの濃度割合が一定しているなどということは異なる元素同士であり成り立ちえない理屈で、国の誠意を疑わせるものです。
国の指導は、魚のセシウム濃度を調べ100ベクレル/kg以上が一地点だけであれば操業自粛、複数地点であれば出荷制限という指示です。しかし現に汚染水からストロンチウム90が高濃度で検出され、海藻や小魚類からもストロンチウム検出の報告があります。政府は国民を守る立場から早急に検討すべきです。私たちは政府に対してストロンチウム90対策を急ぐよう要請する予定です。
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止まることのないストロンチウム90の濃度上昇
 敷地内観測井戸
 2号機傍・海まで40メートル
l  2013年12月
  210万ベクレル/リットル                            (時事ドツトコム)
l  2014年1月
  16日 270万ベクレル/リットル
  21日 310万ベクレル/リットル   (福島民報2014.01.23)
l  再測定で
  500万ベクレル/リットル
東電は昨年7月5日採取の観測用井戸水を再測定し、ストロンウム90の濃度は90万ベクレル/リットルではなく500万ベクレル/リットルと訂正。                                                                                                         (朝日新聞 2014.02.07)
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ストロンチウム90の放出量
昨年8月300トン漏洩
30兆ベクレル
福島原発事故大気放出
140兆ベクレル
広島原爆
58兆ベクレル
「美浜の会・汚染水漏洩国際署名リ一フ」

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政府は、ストロンチウム90への対策を急げ!
1.      福島県周辺(茨城県、宮城県も)海域の魚類(コウナゴ、シラス、シラウオ等)のストロンチウム90の濃度を調べ公表すること。
2.      ストロンチウム90の体内残留性(体内半減期18年)と危険性(骨に濃縮し骨がんや白血病の原因)を考え厳しい濃度規制値を設定すること。
3.      ストロンチウム90のプランクトンから小魚、中大魚まで食物連鎖による濃縮を調査し公開すること。以上を行うまでは試験操業や魚の流通をさせないこと。
4.      休漁中の漁業者への補償を十分に行うこと。
5.      ストロンチウム90を閉じ込め海に放出させないこと。
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ストロンチウム90汚染魚の出現
u  シロメバル 福島県沖(37°13’N 141°2’ E)
  採取日 平成23年12月21日
  ストロンチウム90          1.2 ベクレル/kg
  セシウム134                   390 ベクレル/kg 
     同137                   580 ベクレル/kg
独立行政法人「水産総合研究センター」 http://www.jfa.maff.go.jp
u  これを「文部科学省・原子力施設周辺放射能データベース
(http://search.kankyo-hoshano.go.jp/top.jsp)から、『3.11以前過去40年の、全水産物6661サンプルのストロンチウム90濃度』と比較すると、ストロンチウム90濃度の最高値は0.87 ベクレル/kgなので、その1.4倍にあたる。
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【コラム】       水メガネ
        太平洋の向こうからの声
一昨年夏来日し、福島原発4号炉プールの崩壊の危険を警告する講演を行ったアメリカの原子力工学技術者アーニー・ガンダーセンさんにアメリカ在住の友人を通じて質問することが出来た。その友人は岩手育ちでバーモントに住んでいる方だ。
◆ 一つ目の質問として「使用済み核燃料プールで事故が起きジルコニウム火災が発生すると水では消せなくなるという。アメリカには特別の消火剤があるというがそれは何か」とお聞きした。
友人はメールで、アメリカでは『Dクラス消火剤』という、可燃性金属火災対策用に塩化ナトリウムなどで金属の表面を覆い熱を吸収する消火剤が市販されていると伝えてくれた。ならば日本でも各地の全ての使用済み核燃料プールで万一に備えて設置しておくべきだと思った。
◆ そして次に「現在4号炉では使用済み核燃料の取り出し作業が慎重に行われているが、万一の緊急事態に備え周辺住民の避難を考えるべきでないか?」と聞いた。
それに対しガンダーセンさんは、「そうでなくても現在の状況は、人が住んでいけないところに人が住んでいる」「今、心配しているのは、汚染水問題、特にもストロンチウムだ」と語り「太平洋の魚の生体濃縮もますます深刻になる」と話しておられたという。
◆ 私たちは主要官庁に電話で実情を聞いたが、日本の農林水産省も福島県当局も、ストロンチウム90の測定さえ不十分で防護の体制は整っていない。海の向こうの心ある科学者の声を素直に聞くべきだ(尚)

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【付録】 03.13更新

ストロンチウム90は主として骨に蓄積し、造血機能を損傷・破壊します――

2014年3月5日水曜日

足尾鉱毒事件と3.11後の福島~「またやります!女たちの311 in 福島市」

再稼働阻止全国ネットワーク NEWS No. 5 から転載
足尾鉱毒事件と3.11後の福島~
「またやります!女たちの311 in 福島市」
■今日(2月7日)、福島市で開催されている第14回「県民健康管理調査」検討委員会の情報が入った。2011~2013年度合計でB判定1、795人(0.7%)、震災当時18才未満だった人の甲状腺の「悪性ないし悪性疑い75例」との発表だ。これは前回2013.11月の発表より17人増えていることになる。
 この数値を巡ってまた「専門家」の論議がなされるのだろう。けれど、原子力規制委員会よりもIAEAよりも本当のことを知っているのは私たち福島市民ではないだろうかとの思いを強くしている。若者の突然死、白血病、皮膚・粘膜・目の異常、子どもにのう胞がたくさん等・‥身近にも多くの不安が直接、間接に語られる。(本当はもう遅いのだけれども、それでも)今、専門家のなすべきはグラフの解析や住民帰還に向けた対策ではなく、未来を生きなくてはならない人たちがこれ以上の被ばくを避けるための具体的な提案と対策だろう。これは怒りを通りぬけた切実な願いでもある。
■最近、谷中村(※1)を訪問する機会があった。ここでのフィールドワーク中ずっと感じていたのは、100年前の足尾鉱毒事件と「3.11」後の福島との驚くほど多くの似通ったところだ。その共通点は、正造と太郎の天皇直訴アクションだけにあるのではない。
I)正造が求めていたのは鉱山の操業停止。
2)彼が守ろうとしたものは、憲法・自治・子どもの命・祖先。
3)「少量の銅は身体に良い」とした東大の学者たち。
4)強制移住を認めない国・行政。
5)オホーツク沿岸サロマヘ新天地を求め、辛酸を舐めた移住民たち。
6)「差別」された谷中勢。
7)武器も持たず、ただ逃げ回った人々を不当にも逮捕した官憲。
8)東京などでの支援者の存在。
9)古川鉱業は国内で問題になるとフィリピンのレイテ島に行って操業、などなど。
あれだけの事故を起こしながら、なお営利をむさぼる企業とそれを守ろうとする国・御用学者。甚大な被害が出ても変わらない「国策」。時代を超えてなお、同じような過ちを繰り返していることに愕然とする。
一方で私たちは発見もする。押出し(※2)第一次8000人、第二次5000人。あの時代にそれはすごいことだった。女たちも必死に抵抗している。夜陰に乗じて利根川を船で下り、徒歩で、電車で。出なくなった母乳のためにカンパが集められたという。正造の自然についての洞察も時代を超えてさらに新しいが、さて、現代の私たちの押出しは足尾から何を学んだらいいのだろうか。
さて、「デモの絶叫はテロと同じ」発言の幹事長を戴く安倍政権党は、やみくもにどこに向かっていくというのか。秘密保護法で市民運動を抑え込み、フクシマを何事も無かったことにしようとの魂胆だろうがそうはさせない。
しびらっこく(福島弁で“しつこく・柔軟に”)今年もまた女たちの3.11を開催します。共に、あきらめずにやっていきましょう。
※1 足尾鉱毒事件で知られる栃木県下都賀郡にあった村。1906年に強制廃村、同郡藤岡町に編入された。

※2 鉱毒反対運動のため渡良瀬川周辺住民が東京へ集団で陳情(請願)に向かったこと。
【リンク】

311<新宿⇔福島>バスツアーのお知らせ

福島市で開催される「311原発いらない地球(いのち)のつどい」へ、都内から貸切バスが運行されます――
【日程】3月11日
07
:00  集合・出発:新宿西口スバルビル前
22
:00頃 帰着・解散
【費用】往復バス代 3,000円
3.11は福島に行き、フクシマのことを見て、聞いて
福島の女たち(そして、男たち)と声をあげよう!

2014年2月23日日曜日

3.10 脱原発の夕べ in 郡山 3.11 地球(いのち)の集い in 福島


3.10脱原発の夕べin郡山 
―祈りと対話と、歌の集い―
■日 時              2014年3月10日(月)
                           
夕方6時開場 6時30分開演 9時終了
■場 所              郡山市「教組会館」(県教職員組合会館 桑野2-33-9 地図)
■参加費              出演者へのカンパをお願いします。
■主 催              「いのち まつらむ」の集い
☆ ★ ☆ プログラム ☆ ★ ☆
<第一部>「祈りと対話の夕べ」                  6時30分 ~ 7時15分
Ÿ   出会いのダイアローグ           全員による自己紹介と思いの共有
Ÿ   ヒーリングミュージック       川原さら(ピアノ)
Ÿ   詩の朗読と歌                         関ジョニー + さら
<第二部>「いのちの歌ライブ」             7時15分 ~ 9時
Ÿ   チヤングを楽しもう
Ÿ   歌「い・ぢょんみ」
Ÿ   歌「朴保」
Ÿ   セッション
Ÿ   みんなで歌おう「なんて素晴らしき世界」「イムジン河」
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
<問い合わせ先> 黒田節子(070-5018-7478)
         関 久雄(080-5227-2110)

       大内桃子(080-6005-0734)

ゲスト・ミュージシャンのご紹介…





【転載】 原発いらない福島の女たち



あれから3年、「フクシマ」を繰り返さない! 忘れさせない!
ゼロノミクマくんとデモ&県への申し入れ
10:30 集合「MAX福島」駐車場入口付近(福島市曽根田町1−18 地図)
11
:00 デモ出発 ⇒ 県庁(申し入れ)⇒ デモ
12
:00 デモ終了「MAX福島」に戻る
・雨天決行
・各自思い思いの脱原発パフォーマンスをどうぞ
 (ゼッケン、旗、鳴りものなどご用意ください)
・要放射能対策
第3回 原発いらない!地球(いのち)のつどい
会場:「MAX福島」4F「AOZ(アオウゼ)」
13:30 開場 受付開始
14
:00 開会(第1部、第2部)
18
:00 閉会
           ☆ ★ ☆ プログラム ☆ ★ ☆
<第1部>
(1)スライドショー   「原発いらない福島の女たち」の歩み
(2)
テーマ別報告
   ①健康・避難・移住 ②除染・帰還 ③被曝労働 
   ④放射性廃棄物焼却 ⑤IAEA環境創造センター 
   ⑥損害賠償請求訴訟 ⑦再稼働反対・脱原発
<第2部>
(1)ミニコンサート
   李政美(いぢょんみ)、朴保(パクポウ)、他
(2)駆けつけ人スピーチ
   鎌田慧、山本太郎、他
(3)キャンドルナイト

主催◆「原発いらない福島の女たち」&「スリーノン(3NON)の女たち」
連絡先◆onna100nin★ (★=@yahoo.co.jp) 
携帯:080-4518-7368
PDFダウンロード

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【追補】
2.22 ふくしま集団疎開裁判「新宿デモ」集会
黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)によるイベント告知