2011年5月26日木曜日

原発いらね 6・11郡山パレード宣言(案)

2011年6月11日

宣言案)

「全ての原発を廃炉に!」

この集いに参加した、わたしたち一同は次のように宣言します。

1.メディア総動員の原子力発電所「安全」キャンペーンにもかかわらず、福島第一発電所は史上最大級レベル7の事故を起こしました。この人災を「想定外」の事故、天災だったという言い訳で許すことはできません。

2.政府は一般公衆の年間放射線被曝許容限度を1ミリシーベルトとする法的な基準をほごにし、避難基準を年間20ミリシーベルトに引き上げました。わたしたちは、ゆえなく許容限度を超える被曝を強いられることを黙認するわけにはいきません。

3.文部科学省は、1時間あたり放射線量3.8マイクロシーベルトを超えない学校や保育所などの校庭・園庭における生徒や児童の通常活動を認めると福島県に通知しました。この放射線量は、文部科学省主管の法令にもとづく放射線管理区域設置基準値0.6マイクロシーベルトの6倍を超えています。わたしたちは、子どもたちに異常な被曝を強いる文部科学省の違法な措置を見過ごすわけにはいきません。

4.美しい故郷福島と私たちの健康を破壊する原子力発電所の巨大事故にもかかわらず、原発必要(安全)キャンペーンが進められています。2010年時点で、世界の自然エネルギー発電総量が原子力発電総量の世界合計を超えたことを知っている私たちは、だまされるわけにはいきません。

5.このパレードは、これまで自然界にはけっしてなかった放射線を浴びながらのものです。当然、賛否両論があり、私たちは悩みました。しかし、ここに生活している限り、私たちは原発被災地フクシマから世界に発信していきたいと思うのです。怒りと悲しみと、そして新たな社会を目指す祈りのパレードにしたいという結論に達しました。おとなしくしているわけにはいきません。

わたしたちは、子どもたちを、わたしたち自身を守ります。

わたしたちは、新しい世界を創るために行動します。

「6.11原発いらね!郡山パレード」参加者一同

1 件のコメント:

  1. 原発は友達、家族関係でさえもバラバラにする。

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