毎日新聞 2012年11月06日 01時18分
福島健康調査:秘密会で重要方針 情報公開、議事録で確認
毎日新聞 2012年11月14日 02時30分
毎日新聞 2012年11月19日 東京朝刊
毎日新聞 2012年11月19日 地方版
秘密会の発覚後、初めて開かれた検討委員会で
「心からおわびしたい」と陳謝する山下俊一座長
=福島市で
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毎日新聞 2012年11月20日 東京朝刊
尿検査の議論隠す
矢ヶ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学)の話 一般的に利用されているWBCは放射性物質を検出できる最低値(検出限界)が尿検査よりも50~60倍高く、「不検出」になるケースが多い。将来的に住民に健康被害が生じても、尿検査を実施していなければ内部被ばくの記録がなく、被害者の切り捨てにつながりかねない。県が尿検査を巡る議論を除いていたのは被害を低く評価するため尿検査を見送りたい本音を見せたくなかったからでは。
子供の甲状腺検査結果が心配
主婦 三浦千寿子47(福島県二本松市)
震災から1年8ヵ月がたち、我が家の3人の子供たちに、先日の甲状腺検査の結果が医大から届いた。
高2の長男は今のところ異常なしだったのでほっとしたが、中3の次男と小6の娘の結果は20ミリ以下の水庖、しこりがあるものの心配する値ではない、との所見だった。「うちもごつちも」と、多くのお母さんも不安かっていた。調べてみると約半数の子供の甲状腺に何らかのしこりがあるとの結果らしい。
県や医大は通常なら異常なしとする値で、より厳密な基準にしたためこうなった、と火消しに躍気だ。でも通常の状態で検査した子供の半数にしこりや水庖が出たりするのだろうか? 内部被ばくにしても、甲状腺にしても、いずれも「今の段階で心配する必要はありません」という答えばかりだ。
私たち福島の子供を持つ親が心配するのは、今ある放射能汚染の被害ばかりではない。チェルノブイリ事故のように数年たって子供たちに表れるかもしれない異常こそ心配だ。
【付録】YouTube
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