低線量被曝を科学的、医学的に学ぼう!
人体、とりわけ子供に対する放射線の影響を、25年間におよぶ研究現場から最新の研究成果を日本に紹介します.福島 4月10日(火)18:30~ 福島市MAX福島4F A・O・Z
郡山 4月11日(水)13:30~ 郡山市橘地域公民館集会室
いわき 4月19日(木)18:30~ いわき市文化センター大ホール
なお、福島県外の日程および各会場リンクは次のとおりです――
4月 7日 北海道大学学術交流会館講堂 「一緒に考えましょう」講座チラシ
9日 北海道・蘭越町 大震災復興祈念講演会&コンサート
13日 大阪大学吹田キャンパス GLOCOLサイト 14日 京都大学 生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ
15日 松江市民活動センター 橘子のブログ(参照記事)
17日18:30~ 名古屋市女性会館
18日10:30~ 名古屋市大日文化小劇場
21日 東京大学弥生講堂 子ども全国ネット情報発信ブログ
■ 講師および演題
ミハイル・V・マリコ博士
(ベラルーシ科学アカデミー)
「チエルノブエリと広島・長崎」
1942年生まれ。原子力平和利用の専門家。ベラルーシ国立大学物理学科卒業、物理学博士(1973年)、1966-2008年ベラルーシ科学アカデミーの原子力工学研究所及び物理・化学的放射能問題研究所に勤務の後、2008年からベラルーシ科学アカデミー電力工学研究所の主任研究者。1989-1991年にベラルーシ最高幹部会チェルノブイリ事故対策特別委員会専門委員、1990-1994年ベラルーシ放射能防御中央委員会委員などを歴任。
「チエルノブエリと小児疾病」1939年生まれ。1962年、トムスク国立医科大学卒業。放射線小児医療の専門家、トムスク国立医療研究所をへて、1998年からウクライナ国立放射線医学研究所、小児放射線部長。ウクライナチェルノブイリ担当相医療専門委員会委員、欧州リスク分析委員会委員などを歴任。
■ 参加費 無 料
■ 共催 & 連絡先
ベラルーシから学ぶ実行委員会 (郡山会場)
世話人 井上 利男
携帯電話 080-3337-7478
世話人 駒崎ゆき子
携帯電話 090-2608-7894
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク (福島会場)
代 表 佐藤
幸子 携帯電話 090-3923-2529
hand to hand project kawamata (川俣会場)
事務局 阿部華美 携帯電話 090-3923-2529
■ 協 賛 (順不同)
hand to hand project kawamata (川俣会場)
事務局 阿部華美 携帯電話 090-3923-2529
■ 協 賛 (順不同)
郡山の未来をつくる会
wawawaの会
連帯ユニオン
ベラルーシの経験に学ぶ ミハイル・V・マリコ博士の警鐘
【講演資料】エフゲーニア・ステバーノヴナ教授「チエルノブイリと小児疾患」
【講演資料】ミハイル・V・マリコ博士「チエルノブイリと広島・長崎...
【講演資料】エフゲーニア・ステバーノヴナ教授「チエルノブイリと小児疾患」
【講演資料】ミハイル・V・マリコ博士「チエルノブイリと広島・長崎...
付録:
次の記事は「ふくしま集団疎開裁判」公式ブログからの引用です――
2012年4月4日水曜日
3日前に下された、世界市民法廷に対する評決(日本語)の234番目は、90歳の市民による次のようなものでした。
****************************
****************************
ふくしまの子の命と健康を何としても守り抜きたい。それには集団疎開を一刻も早く実現する以外にない。矢ヶ崎克馬先生の意見書(4)を全国民に大至急普及すること。私はダウンロードして増刷し友人知人に渡して広げている。裁判の進行如何にかかわらず、「会」は大量のパンフレットを作成し、あらゆる団体に申し入れを行い、その内容を爆発的に広げる必要があると思う。これは本件裁判に仙台高裁がどういう判決を下すかという次元を超えた闘いである。世界の歴史に残さねばならぬ人間の尊厳をかけた戦いである。私は90歳の老人。ブログで隔週に意見表明をしているが、矢ヶ崎意見書(4)は2日前に存在を知った。私の求めていた通りの内容であった。以下 yukiyakonkon.hatenablog.com/ に近日中にアピールを表明する。
*** 引用、おわり ***
子どもたちの健康被害の重大な兆候を指摘した矢ヶ崎意見書(4)の説得力は、1つには事実(データ)を眺める時の「メガネ」の優秀さにあります。というのは我々は、事実をじかに理解することはその本性上決してできず、必ず何がしかの「メガネ」を使って眺めるしかないものだからです。今回、矢ヶ崎氏は優秀な「メガネ」として次の2つを用意しました。
1つは、先ごろ来日したベラルーシの研究者、Y.I.バンダジェフスキー氏の病理解剖の研究であり、もう1つは、ベラルーシの研究者、M.V.マリコ氏のベラルーシのがん発生数の変化の研究です(6頁以下)。
後者のM.V.マリコ氏は、それまで、甲状線の発がんは「5年ほどの後からだ」という固定観念があったのに対し、ベラルーシの小児甲状線ガン発生率を調査して、「明らかにチェルノブイリ事故直後から上昇している。このような上昇がベラルーシすべての州で確認されている」とその固定観念の誤りを指摘しました。
この指摘がなぜ重要かというと、今なお、甲状線の発がんは「5年ほどの後からだ」という固定観念にすがりつく人たちがいるからです。その人たちの手にかかると、たとえ昨年10月に福島県で実施した甲状腺検査の結果、30%の子どもにしこりや嚢胞が確認できても、「甲状腺の腫瘍はゆっくり進行するので、‥‥しこりは良性と思われ、安心している」というめでたい結論が導き出されてしまう。
真っ当な科学者がこの結論を聞いたらどう思うだろうか?--この問いをしてみたい科学者としてM.V.マリコ氏の名前を思い浮かべるのは決して私一人ではないと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿