11月20日の日曜日、フクシマ☢被災地を周回する学習バスツアーに参加しました。慌ただしいツアーで目にした膨大な情報を文章にまとめるのは難しいですが、一言でいえば「国策プロパガンダとフレコンバックの現実の落差」に脳内の遠近法感覚が圧倒され、くらくらする思いを味わいました。
百聞は一見にしかず――とりあえず、拙い写真でその落差を御覧ください。
「原発事故被害フィールドワーク」のご案内
福島県教職員組合郡山支部
2011年3月11日から始まる原発震災から5年半余りがたちました。
しかし、事故は収束せず放射能汚染は続いており約9万人の人々が今も避難生活を強いられています。
こうした状況の中にあって、私たちは原発震災と放射能汚染によって大きな被害を受けた地域の現在の姿を実際に確かめながら、県民同士の交流を深め、平和と人権を守る運動、脱原発を推進していきたいと思います。
下記のようにフィールドワークを実施しますので、皆さま、ご参加下さい。
記
♦開催日 11月20日(日)
♦行き先 三春町~川俣町~飯舘村~浪江町
♦行程
郡山教組会館 8時集合 8時15分 貸し切りバス出発
⇒三春町・県環境創造センタ-「コミュタン福島」9時~10時
⇒川俣町 ⇒ 飯舘村 ⇒ 浪江町 (途中で昼食休憩)
⇒三春町 ⇒ 郡山教組会館 16時30分帰着予定。
・避難を余儀なくされている地域・学校等・沿岸部などを見る予定です。
♦ガイド 現地を何度も訪れている写真家の飛田晋秀さん
♦参加費 1,000円(当日徴収)
♦昼食は、コンビニ、道の駅に寄りますので各自お支払い、またはご用意下さい。
♦マスクを用意いたします。(持参されても結構です)
♦大人限定です。
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のどかな阿武隈山地の三春町に出現した国策プロパガンダの殿堂…
環境創造センターを出て、しばらく国道228号線を東へ走ると…
田村市都路地区
国道6号線
バス車内の放射線計測値は、3~4マイクロシーベルト/時…脇道の封鎖フェンスに若い警察官が簡単なマスクで立哨。
普通乗用車からは塀の中が見えないが…
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道の駅・南相馬
一説に、飯館村内の除染費用は人口頭割りで1億円という…
飯館中学校
膨大なフレコンバックの山はキャンパスから見えないようだが…
【参照記事】女性自身
最後のトイレ休憩地:711いいたて仮設店舗
撮影:井上利男 ©2016 Toshio Inoue
【資料】
今回の学習ツアーの案内人、飛田晋秀さんの11月4日付けUPLANインタビュー
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