2014年10月29日水曜日

「#放射能に負けない!」ということ…第17回あづま荒川クロスカントリー大会




 17あづま荒川クロスカントリー大会(公式サイト)

大会パンフレット(ダウンロード



周辺山系の沢水を集め、福島市中心街で阿武隈川に合流する荒川…
水質が日本一クリーン!?







【関連記事】
福島市の荒川が“水質ランキング日本一”
水系の魚類、植生、堆積物の放射能検査を実施しないで認定。
マーティン・ダンフィ MARTIN DUNPHY  2014726
荒川は、核惨事を起こした福島第一原発から70キロの福島市の近隣に水源を発し、市内を流れる
福島県の荒川は、国の国土交通省によって日本一クリーンな河川であると判定された。
国土交通省は、荒川の河川水、堆積物、植生、魚類の放射能検査をなんら公表することもなく、この判定を進呈したのである。
……
この河川栄誉賞は、サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports )サイトに1年間かけた研究(訳注:日本語要約)が掲載され、荒川流域に生息する野生ニホンザル(Macaca fuscata)は、福島第一原発の北方400キロ、本州北部の下北半島のサル個体群に比べて、白血球・赤血球細胞の計数値が「有意に低く」、筋肉中のセシウム濃度が高いことが示されることになった時点のほんの2日前にもたらされた。

【Nature論文】
福島市の森林地域に生息する野生のニホンザルの血球数が、青森県のサルと比べて少ないことを報告する論文が掲載される。この結果は、ニホンザルの血球数の変化の一因が、福島第一原子力発電所事故後の放射性物質の被曝であった可能性を示唆しているが、正確な原因は証明されていない。
今回、羽山伸一(はやま・しんいち)たちは、福島第一原子力発電所から70 kmの地点に生息している61匹のサルと同発電所から約400 km離れた下北半島に生息している31匹のサルを比較した。今回の研究では、福島のサルの赤血球数、白血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値が、いずれも下北半島のサルより有意に少ないことが判明した。また、福島のサルの筋中放射性セシウム濃度(放射線被曝の指標の1つ)は、生息地の土壌汚染レベルと関係していたが、下北半島のサルの筋中放射性セシウム濃度は、いずれも検出限界以下だった。福島のサルの場合、未熟なサルの白血球数が筋中放射性セシウム濃度と負の相関関係にあったが、成熟したサルには、そのような関係は見られなかった。この点について、羽山たちは、若いサルの方が放射性物質に脆弱である可能性が示されていると考えている。また、血球数の少ないことについては、免疫不全の徴候であるとし、そのためにサルが流行性感染症にかかりやすくなる可能性があるという見方を示している。
the Guardian【海外報道】

野生ニホンザルにおける

福島第一核惨事後の
血球細胞計数値の低下


0 件のコメント:

コメントを投稿