情報開示請求で郡山市こども部の議会提出資料【屋内運動施設等の整備について(案)】を入手…
『屋内運動施設を4ヶ所整備することで、「郡山は危険だから屋内の遊び場を作った」などと間違った情報発信になる可能性がある』 pic.twitter.com/ujdsdD2raw
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 17
郡山市は子どもの運動不足解消のため、ニコニコこども館、ペップキッズこおりやまに加えて、屋内遊戯場を順次に整備する構想を掲げていたが、9月定例議会に提案したのは屋内運動施設1か所と屋外運動施設3か所。この事実を知る市民は少ない… pic.twitter.com/BB9awRBi4e
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 17
郡山市「平成26年9月補正予算」《子育て支援・教育振興関連経費》
屋内型運動施設(1か所=郡山カルチャーパーク)屋外運動施設(3か所=大安場史跡公園、大槻公園、旧行健第二小学校跡地)整備事業の実施設計委託等…71,242,000円 pic.twitter.com/jMnQDveGp2
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 17
#民の声新聞『屋内遊び場を造るとイメージダウン?~子どもたちの被曝回避より「外遊び推進」を選択した郡山市』
⇒ http://t.co/eEgqqRaLFk
市議からは「子どもを犠牲にしてシティセールスを進めるのか」との批判の声も上がっている。
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 17
[件名]議員配布資料「屋内運動施設等の整備について(案)」並びに「屋内運動施設等の整備に関する検討会」委員名簿及び会議報告書
このような内容の資料を公文書開示請求しなければならないなんて…隠密に事を運びたいのですか、郡山市こども部? pic.twitter.com/kaGKOVtQai
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 18
郡山市こども部
議 員 限 り
屋内運動施設等の整備について(案)
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1 現状認識について
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1 肥満の増加
子どもたちの肥満傾向については、生活習慣、食生活等の変化により、以前から全国的に指摘されてきたが、本市においては原子力災害の影響により屋外活動が制限された結果、その傾向に拍車をかけた。
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2 体力・運動能力の低下
本市が実施している体力・運動能力調査によると、体力・筋力・俊敏性・柔軟性等全ての項目において原子力災害発生前の数値を下回っており、屋外活動への不安による運動機会の減少が、子どもたちの体力低下などに影響を与えている。
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3 心の傷
本市では、東日本大震災及び原子力災害により被災した子どもたちの心の傷を大人たちがいち早く理解し、子どもたちが送るサインを早期に捉えPTSD(心理的外傷後ストレス障害)に至らぬようにするため、郡山市震災後心のケアプロジェクトを立ち上げ対応してきた。
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4 子育てをすることへの不安
全国的に少子化傾向が進行している現状下、本市においても年少人□、生産年齢人□が減少している。人口減少・少子化の進行は、地域の活力低下を招くばかりでなく、消費市場の縮小や労働人□の減少など様々な影響が懸念されていることから、待機児童の解消を図るなど子どもたちの発達段階に応じた子育て支援が必要となっている。また、本市においては、原子力災害の影響を危惧する多くの子どもたちが市外、県外へ避難していることから、これらの帰還に向けた取り組みが求められている。
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5 放射線の影響を危惧する保護者の減少
平成25年度にNPO法人郡山ペップ子育てネットワークの実施したアンケート調査によると、放射線の影響を心配し外出を控えることが「全くない」、「あまりない」と回答した保護者が、多数を占めるようになった。
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2 整備予定地
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整備予定地については、地域バランスを考慮し、本市の東部、西部、南部、北部地域の4箇所に整備することとする。また、立地条件、交通アクセス、アンケート調査結果などを総合的に精査し、下記の4箇所に整備する。
1
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東部地域・・・大安場史跡公園
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2
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西部地域・・・大槻公園
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3
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南部地域・・・郡山カルチャーパーク
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4
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北部地域・・・旧行健第二小学校跡地
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3 屋内運動施設等の整備に関する基本方針
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原子力災害から3年5ヶ月が経過し、この間、本市では、幼稚園、保育所学校等の除染をはじめ、郡山市震災後子どもケアプロジェクト、個人積算線量計の配布事業などを実施し、原子力災害に対する不安解消に努めてきた。
屋内運動施設等の整備にあたっては、社会情勢の変化や市民ニーズを的確に捉えるため屋内運動施設等の整備に関する検討会を立ち上げ、その整備内容等について検討を行うとともに、関係機関との協議を行うこととする。
4 屋内運動施設等の整備に関する検討会
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◆屋内運動施設等の整備に関する検討会の開催
回次
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開催日
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検討会の内容
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第1回
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H26年3月25日
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子どものための運動施設の整備に関する意見聴取
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第2回
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H26年4月22日
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検討会意見の集約
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第3回
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H26年5月20日
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素案の提示
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第4回
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H26年7月25日
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素案の確定
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◆検討会における主な意見
●屋内運動施設の整備
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①
大規模な屋内運動施設を整備し、子どもから高齢者(障がい者含む)までの幅広い世代が利用できる施設としたほうがよい。
②
子どもたちが思い切り運動できる場(遊べる場)を提供することが必要だ。
③
雨天時及び冬季にも利用できる全天候型の屋内運動施設が必要だ。
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●屋外運動施設の整備
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②
放射線の影響を危惧する保護者も利用したくなるような屋外の遊び場が必要だ。
③
屋内運動施設を4ヶ所整備することで、「郡山は危険だから屋内の遊び場を作った」などと間違った情報発信になる可能性がある。
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5 整備案
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1
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屋内型運動施設の整備・・・
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1箇所(郡山カルチャーパーク)
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2
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屋外運動施設の整備・・・
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3箇所(大安場史跡公園、
大槻公園、旧行健第二小学校跡地)
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■議員資料
5. 基本計画(案)
■ 小学生、中学生等が活発に運動できる施設
■ 時間帯により乳幼児から高齢者まで多様な利用者が楽しむことができる施設
■ 可動式の遊具等を備え、様々な年齢、遊びに対応できるフレキシブルな施設
施設の位置
カルチャーセンターとプールの間のゲートボール場敷地に屋内型運動施設を設置する。(ゲートボールは新設施設内で行えるようにする。)
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施設のイメージ
カルチヤーセンターと一体的な利用を図る。
屋内型運動施設については、テニスコード3面、またはフットサル3面が可能な人工芝とし、ミニ運動会など多様な運動の通年利用に対応できるものとする。また、一部可動型の遊具も設置する。
膜構造などにより天井が高く、明るく開放感のある空間とする。
乳幼児や幼児が遊べるスペースやトイレ、水飲み、救護室も整備する。
養成されたプレイリーダー等の活用を図る。
*運動場面積:小学校の運動場の面積の基準 2400 m2以上を参考とした。 (文部科学省令 小学校設置基準 児童数1人以上240人以下) |
■イメージ写真
■ゾーニング図
■ 古代をテーマにしたオリジナル遊具で遊びつつ、史跡を身近に感じ大切にする心を養う施設
施設の位置
体験広場北側に遊具を配し屋外運動施設を設置する。
(子どものボール遊びやイベント開催の場としで、芝生の体験広場は活かす)
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施設のイメージ
古墳やガイダンス施設と一体感のある遊び場とし、「大規模砂場」を設置する。
「遺跡のかくれんぼ」「はにわの遊具」「復元ごづこ」「発掘砂遊び」等の楽しい遊具を準備し、遊びながら体を動かすことのできる施設とする。
幼児から小学校低学年までを主な対象とする施設
古代をテーマにしたオリジナル遊具で遊びつつ、史跡を身近に感じ大切にする心を養う。
幼児や小学生に邪魔されない乳児用のプレイコーナー(区画する)を設ける。
子どもを見守る保護者のための日除けパーゴラ、雨天でも利用できる屋根つきのシェルター及び遊びを誘発し日陰効果もある木ウォールを導入する
地形の改変は行わない。
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■イメージ写真
■ゾーニング図
■イメージ図
■議員資料
■ 幼児から中学生までが遊べ、環境学習もできる施設
■ 自然と親しむ第一歩目のフィールドとなるような施設
施設の位置
南側の相撲場隣接地及び雑木林の自然散策園を整備対象地とし、屋外の運動施設と屋内多目的ルームを設置する。あわせて、トリムコース・スーパースライダー周辺の園路改修、南北園路整備を行う。
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施設のイメージ
【屋内多目的ルームとスカイデッキ】
駐車場と相撲場の間の芝生広場とスギ林(イ戈採)の空間に、多目的に運動できる芝生広場(2000 m2)及び広場と一体になるような屋内多目的ルームを設置し、養成されたプレイリーダーの活用を図る。
屋内多目的ルーム内は幼児から中学生が室内で遊べる作りとすると同時に環境学習コーナーやトイレ、授乳室を設置する。
環境学習コーナーでは公園内の森や水辺などで見られる動植物や地形等について学ぶことができる。
自然散策園には森の動植物や景観を空中から観察できるスカイデッキを整備する。(落ち葉遊び、堆肥作り、巣箱、森の観察、展望塔等)
スカイデッキは、車椅子やベビーカーでの利用ができるものとする。
【園路改修】 :
改修整備されたアスレチック遊具やスーパースライダーなどの利用を促進するために、老朽化した周辺の園路を改修する。また、遊具の安全範囲には、弾力性のある舗装を施す。
スポーツ広場の脇に園路を追加し、アスレチックやバーペキュー広場と自然散策園を回遊できるようにする。
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■イメージ写真
■ 高低差を活かした立体的な空間構成により、アクティブな活動を引き出す空間
施設の位置
旧行健第二小学校跡地の上段と中段の高低差を活用して、都市公園を整備する。
(公園的な整備を行う)
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施設のイメージ
南北の高低差を活かしした立体的な空間構成により、アクティブな活動を引き出す空間とする。
中段の擁壁を撤去し緩やかな傾斜地を造成し、のびやかな芝生の傾斜地に遊具を設置する。
ネット遊具、ボルダリング、ジャンボ滑り台、ブロック登り等、高低差を活用した遊具等の遊びながら運動が出来る仕掛けを取り入れる。
上段は芝生の広場、乳幼児の遊び場、高齢者の利用も考慮した休憩コーナー、日よけシェルターなどを設置する。
また、トイレ及び駐車場を設ける。
上段と花壇を結ぶスロープを設置する。(管理車両動線確保)
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■イメージ図
【姉妹記事】
【民の声新聞】
一度はめくったはずのカードを裏返し、別のカードに手をかけた。それも禁断のカードを…。そんな方針転換と言えよう。郡山市が、子どもたちの被曝回避から屋外活動推進にシフトチェンジ。屋外遊び場を複数整備することになった。依然として被曝の危険性が無くなっていないなかでの大転換。その裏には「屋内施設では、対外的に危険性をアピールすることになってしまう」との思惑が見え隠れする。市議からは「子どもを犠牲にしてシティセールスを進めるのか」との批判の声も上がっている。
#原子力発電_原爆の子:
#郡山市【資料】「屋内運動施設等の整備に関する検討会」報告書 http://t.co/LpbmS8duOm
委員の名前を墨塗した検討会報告書…発言者を公にすれば、支障をきたす会議の権威って何だろう? pic.twitter.com/to0zkgCzvN
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 10月 18
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