2015年12月4日金曜日

フクシマに海外の製薬企業が集結する兆し…福島県立医大もイスラエル企業と提携



Markets | 2015123

イスラエルのバイオテク企業
フクシマで放射線治療の試験

エルサレム

イスラエルのバイオテク企業、プルリステム・セラピューティクス社は123日、福島県立医科大学と提携し、ヒトの胎盤細胞を用いる放射線治療を試験することになっており、これが核反応炉の解体事業に従事する作業員らを守ることになると期待している。

…中略…

プルリステム社は木曜日、この提携事業は、高レベル放射線被曝による急性放射線症状の症例に対する胎盤細胞治療を中心に進められると発表した。

プルリステム社のPLX-R18療法は、肺、皮膚、骨髄、消化管における潜在的に致死性の損傷に有効であるという。福島県立医科大学はこの療法を試験する研究の実施にあたる。

プルリステム社のザミ・アベルマン社長は、「わたしどもは弊社の事業が…フクシマ反応炉の解体にあたる方々の健康の維持に貢献すると予想しております。解体事業はほぼ40年かかると見積もられております」と述べた。

…後略…(投稿=アリ・ラビノヴィッチ Ari Rabinovitch

【クレジット】

Reuters, “Israeli biotech firm to test radiation therapy in Fukushima,” by Ari Rabinovitch;


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