郡山市内の小中学生14名が学校集団疎開の仮処分を申し立てた、通称「ふくしま集団疎開裁判」もいよいよ大詰めを迎え、あとは福島裁判所郡山支部の判断を待つのみとなりました。
判事さんたちを勇気づけ、後世に悔いを残さない賢明な判断を求めるために、同裁判弁護団はみなさんのご助力を求めています。
方法は簡単。弁護団・柳原敏夫さんのアピールを下記に引用しますので、よろしくお願いします。
@yuima21c inoue toshio
*** 以下、引用 ***
☆12月2日に、裁判所に緊急提出された矢ヶ崎克馬氏の意見書(3)に沿って汚染マップを見直したところ、申立人らが通う7つの学校全てが住民が強制的に避難させられる移住義務地域に該当することが明らかとなりました。子どもたちは、いま、チュルノブイリ事故だったら強制的に避難させられるような極めて危険な環境で教育を受けています。
本年6月24日に申立をした「ふくしま集団疎開裁判」は、審理を10月末に終わり、いま、裁判所の判断を待つばかりとなりました。今回のように社会的影響の大きな裁判では、裁判所は、判断を下すに当たっては、とくに次の2つのことに注目します。
1. 真実(事実)は何か。本裁判なら、福島の子どもたちは本当に危険な状態にあるのかどうか。
2. 社会の支持があるか。 本裁判なら、危険な状態にある子どもたちを安全な場所に避難させることを命じる裁判所の判断は、本当に社会の支持を受けられるのかどうか。なぜなら、この判決の結果いかんで、14名の子どもにとどまらず、福島県全体の子供たちの疎開が実現する可能性まである社会に重大な影響を及ぼす判断になるからです。
その意味で、裁判所は、間違いなく、子どもたちを疎開させようとしない政府や産業界から目に見えない大変な風当たりを感じています。だから、多くの市民がこの疎開裁判をどう見ているのか、どう評価しているのかを裁判所は大変気にします。
従って、今この現時点で、疎開せよという裁判所の判断を支持する多くの市民がいることが目に見える形で示せるなら、それは裁判官に対するこの上ない励ましになるでしょう。
それが、11月20日にスタートした「ネット賛同」のプロジェクトです。これはネット署名とは別のもので、既にネット署名された方も、改めてネット賛同をお願いいたします。
いますぐできる、次の行動に参加下さい。
1. ひとりでも多くの方が、疎開裁判ブログの「疎開裁判賛同の表明を!」で賛同の□をクリックしていただくようお願いいたします。
2. ひとりでも多くの回りの方がこのネット賛同に参加していただくよう、呼びかけをお願いいたします。
ひとりひとりのアクションが、疎開裁判を支え、世直しを支え、子どもたちを守ります。
よろしくどうぞ。
ふくしま集団疎開裁判弁護団
柳原敏夫(Toshio Yanagihara)
*** 引用、終わり ***
各国語リンク:
日本語だけでなく、中国語、ロシア語、ハングル、英語の各版が用意されています。Eメール、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどで拡散をお願いします。
判決前夜アクション:いま 福島の子どもたちを救う疎開裁判賛同の表明を!
12月2日、裁判所に緊急提出された矢ヶ崎克馬氏の意見書(3)の立場に立って、文科省が8月30日に公表した「土壌の核種分析結果(セシウム134、137)について」の空間線量のデータに基づいて、疎開裁判を申し立てた14人の子どもたちが通う郡山市内の放射能汚染状況をチュルノブイリの避難基準に当てはめると、下の汚染マップとなります。
本次疏散审判所申诉的14名郡山市儿童受到的铯污染程度,根据8月30 日文部科学省发表的「关于土壤的放射性核种的化验结果(铯134,147)」的数据,按照切尔诺贝利核泄漏事故的避难基准制成以下的污染地图。
Срочное обращение о спасении детей из Фукусима: Поддержим их обращение в суд с требованием о эвакуации.
Согласно данным о «результате анализа радионуклидов в почве (цезий - 134 и 137)», опубликованным Министерством образования, культуры, спорта, науки и технологии Японии от 30 августа, уровень загрязнения цезием в городе Корияма, где 14 истцов – детей ходят в школу, можно определить по карте (мы применяли стандарт при эвакуации из чернобыльской зоны).
판결전야의 액션: 지금, 후쿠시마의 어린이들을 살릴 피난 소송에 찬동을 표명합시다!
문부과학성이 8월 30일에 공표한 [토양의 핵종 분석 결과 (세슘 134, 13 7)에 대하여]의 데이터에 따르면, 피난 소송을 제기한 14 명의 어린이들 이 통학하는 코오리야마 시내의 세슘 오염 상황은, 체르노빌의 피난 기준 에 적용하였을 때 다음과 같은 오염 지도로 나타납니다.
14 children of Fukushima, the plaintiffs of the lawsuit, go to school everyday where the contamination level of cesium is dangerously high. By Chernobyl standard, it is either an “exclusion” area ordered forced evacuation, or an area granted the right of evacuation.
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