同じ筆者の記事。読んでみよう…— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2016, 2月 21
5年後の☢#フクシマ☢今も放射能漏れ
5 Years Later, the Fukushima Nuclear Disaster Site Continues to Spill Waste https://t.co/tVyt35CbJC
5年後のフクシマ核惨事現場は
いまだに放射性物質を放出
浄化作業は数十年の歳月を要する
一方、放射性物質の放出量は増えつづけている
5年前の今月、壊滅的な津波が日本の北東部沿岸域を呑みこみ、チェルノブイリ以降で最悪の核惨事を引き起こした。波が高さ10メートルの防波堤を乗りこえて溢れ、福島第一核発電所の電源を破壊した結果、冷却系が機能を喪失して、施設内の反応炉のうち、半数のウラニウム炉心が加熱して溶融し、鋼鉄製格納容器を貫通して落下した。その後、数日間のうちに反応炉建屋3棟が水素爆発によって損傷し、放射性物質を空気中に排出した。気流に乗った汚染物質のプルームのために、約160,000人の住民が自宅からの避難を強要された。
今日、災害現場は非常事態のままである。元住民たちは、自宅近辺の放射能レベルが高いままなので、当分の間、帰還することがないだろう。さらに厄介な問題だが、施設における危険な核廃棄物の生成がいまだに収束していない。運営事業者、東京電力株式会社は目下、溶融炉心を冷却するために水を循環させている――その結果、放射能汚染水を容赦なく発生させつづけている。事態をさらに悪化させているのが、損壊した施設の裏山から流れ降りてくる地下水であり、これが海に流入する前に放射性物質が混入している。
東京電力は汚染水を汲みあげ、一日あたり400トンに達するペースで、すべて巨大なタンクに貯めこんでいる。
最近になって、汚染水を処理して、放射性核種の濃度を下げているが、それでも、水素の放射性同位体、トリチウムが高濃度のまま残る。その最終的な安息所をめぐる論争は未解決のままである。放射能汚染された表土を詰めた何百万もの袋、その他の核災害による固形廃棄物、それにウラニウム燃料そのものについても同様である。健康に関する報告もまた、心配の種である。科学者たちは、核事故時にフクシマに居住していた子どもたちに甲状腺癌の症例が事故に起因していると判断するのは時期尚早としているものの、その増加を認めた。
日本政府はそれでもなお、核発電の復活を目論んでいる。安倍晋三首相は最近、福島第一核発電所災害を受けて、すべて停止していた国内の核発電所を再稼働することが緊急に必要であると力説した。今のところ、2基の発電炉が全出力稼働を再開している[訳注:実際は川内原発1、2号炉に加えて、高浜原発3号炉の計3基が再稼働]。
数字で示せば…
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2020~2021
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3,200
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福島第一核発電所の反応炉からの燃料除去が完了すると想定される期日
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避難の結果、病気や自殺で死亡した人数
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2051~2061
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1,000
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施設の解体が全面的に完了する期日
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放射能漏れに起因する癌死亡の予測数
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1000億ドル[11兆2540億円]
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観光業、食品輸出にかかわる間接的な損失を除く、これまでの事故による損失
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出処:マイクル・シュナイダー、アントニー・フロガット『世界核産業動向年報2015年版』2015年7月刊(最初の4項目)、 ジャン・ベイア他「『福島第一核発電所事故が健康におよぼす世界的な影響』に見る長期的な線量の会計学」エネルギー&環境科学誌第6巻・第3号、2013年3月1日刊(最後の項目)
Madhusree Mukerjee
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【クレジット】
Scientific AmericanTM,
“5 Years Later, the Fukushima Nuclear Disaster Site Continues to Spill Waste,”
by Madhusree Mukerjee, dated on March 1, 2016 and posted at;
【AFP】 2010年9月11日 【発信地】ニューデリー/インドチャーチルのインド人嫌悪、歴史的飢饉の原因に インドの新刊書が告発 News https://t.co/T5XGPhIGMU @afpbbcom— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2016, 2月 21
インド人作家マドゥシュリー・ムカージー最新刊『Churchill's Secret War』(チャーチルの秘密の戦争)
【9月11日 AFP】第2次世界大戦中の英首相ウィンストン・チャーチル(WinstonChurchill)が、インド人に対する人種的嫌悪感から、飢饉にあえぐインドへの援助を拒み、数百万人を餓死に追いやったと主張する本が出版された。
第2次大戦中、日本軍がインドへのコメの主要輸出国だった隣国ビルマを占領した後も、英国人が支配する植民地総督府は、兵士や軍需労働者にしか備蓄食糧を開放しなかった。パニック買いでコメ価格は高騰。また日本軍が侵入した場合に植民地内の輸送船や牛車が敵の手に渡ることを恐れた総督府は、これらを押収したり破壊したりしたため、流通網も破壊された。
こうして1943年、「人為的」に起きたベンガル飢饉では300万人が餓死し、英植民地インドにおける暗黒の歴史となっている。インド人作家マドゥシュリー・ムカージー(MadhusreeMukerjee)氏(49)は最新刊『Churchill'sSecret War: The British Empire and the Ravaging of India during World War II』(チャーチルの秘密の戦争)で、この大飢饉の直接的な責任はチャーチルにあることを示す新たな証拠を暴いたと語る。
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2016年2月21日日曜日
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