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死亡者25,000人、中毒被災者500,000人:
世界最悪の化学災害から30年 ボパールは正義を要求する
2014年12月3日
世界最悪の致死性産業災害から30周年の日、数百人の人たちがボパールの街を行進した。人びとは責任者らのもっと厳格な刑罰と被災者に対する賠償金の増額を要求している。
3日に挙行された抗議行進に先立って、記念日の前夜に灯火集会が催された。参加者らは犠牲者の写真を掲げ、米国企業ダウ・ケミカルの象徴に火を点けた。
1984年12月3日の早朝、ボパール殺虫剤工場から30トンのイソシアン酸メチルのガスが漏出し、街に拡散し、何千人もの人びとを殺害した。
政府の公式発表による死者数は5,295人であるが、活動家たちは実数が5倍は多いという。ガスが大量に漏れた結果、500,000人以上の人びとが健康に影響をこうむった。癌、失明、呼吸困難、免疫失調、神経失調、その他の汚染に起因する疾患が報告されている。
ボパールの被災者、ラム・ピャリはAPの取材に応えて、「なにもかも壊されてしまった」とあの日の悲劇を回想した。「わたしの息子たちと義理の娘が死に、わたしの脚が切断された。脚を引きずって歩く始末だ。人殺しの奴らはなにも気にしちゃいない。なぜ、裁判所に引っ張られないんだ? なぜ、首を吊られないんだ?」
もうひとり、70歳になった生き残り、カムラ・バーイは、「わたしら、わが子をなくし、夫をなくし、母親をなくし、父親をなくし、それなのにこれまでの30年間、政府にないがしろにされ、会社に裏切られているのさ。奴らのやり方は恥知らずさ」とロイターに語った。
殺虫剤工場は米国企業ユニオン・カーバイドの経営だった。悲惨な事件から5年たって、同社は4億7000万ドルの賠償金を被災者らに支払うことに同意したが、被災者らにとって、その額は被害を償うには余りにも微々たるものだった。
2001年になって、ユニオン・カーバイドはダウ・ケミカルに吸収合併され、ダウ・ケミカルはガス漏れの責任を負わないと主張した。
人権団体はそれに同意しない。
ロイターによれば、アムネスティ・インターナショナルのサリル・シェティ事務局長は、「ダウとケミカルを裁きの場に送る時がきました。これ以上、共有所有権と法の抜け穴の背後に隠れるのを許しておきません」と語った。
「二重基準は言語道断です。インド企業が米国内で同じ災害を起こしていれば、逃げ道は金輪際ありません」
悲惨な事件の結果、ユニオン・カーバイドの社員数名が殺人罪で起訴されたが、保釈金を積んで釈放され、米国に飛んで帰り、公判を逃れた。
インド国籍の工場管理職員7名が災害責任を問われ、訴追されたが、1996年の裁判所判断により、彼らの容疑は過失殺人から犯罪的過失に引き下げられた。彼らは有罪判決を受け、刑期2年を宣告された。
インドの最高裁判所は2011年、民衆の抗議の声をよそに、彼ら7名に対する再審請求を却下した。
インド政府当局は、最高裁判所が被災者と認定した575,000名の人びとに400億ルピー(6億5000万ドル)の賠償金を支払い、最先端医療設備を整えた病院を6か所に開設し、多くの被災者に家屋を提供した。
しかし、災害現場は適正に浄化されなかった。企業が工場内や近隣地に埋めた廃棄物が地中に漏れ出し、周辺住民数千人の飲用水を毒で汚染した。
ボパールで生まれる子どもたちに心・身障害が多いのは汚染のせいだと信じられている。
<ビデオ・写真特集:ボパール被災者たちが独自に開催するダウ助成金抗議「オリンピック大会> READ MORE: Bhopal victims stage own ‘Olympics’ to protest Dow sponsorship
(VIDEO, PHOTOS)
「最も目立っているのは、出生障害児の数です」と、ボパール医療アピール活動家、サティナス・サランギはロイターに語った。「子どもたちは、ねじれた手足、脳損傷、筋骨格疾病といった障害を持って生まれてきます」
ボパール災害から30年たった今でも、インドの工場の安全性は重大問題のままである。
デリーのシンクタンク、科学・環境センターの最新研究によれば、インドには有害廃棄物管理や産業災害に関連する適正な法律がすべて揃っているが、法令遵守に議論の余地が多い。
11月30日、ボパールに近いマンディデープの町の化学工場で塩素ガス漏れ事故があり、44人の人たちが被害を受けた。
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