Fire at Hanford radioactive lab sends workers to hospital: https://t.co/tK6Dj3hcv7— Hanford News (@HanfordNews) 2018年8月10日
トリシティ・ヘラルド紙
[訳注]トリシティズ(Tri-Cities)とは、米国ワシントン州ハンフォード核保留区の後背地に位置する3自治体、ケニウィック、パスコ、リッチランドを中心とする広域都市圏。人口は2010年国勢調査で253,540人。
ハンフォードの222-S研究所では高レベル放射性試料の放射化学*分析をおこなっており、試料の一部はハンフォードの地下廃液タンクで採取されたもの。File Tri-City Herald
ハンフォードの放射性物質研究所で火災
従業員2名が病院へ
アネッテ・キャリー ANNETTE CARY
2018年8月9日
ワシントン州リッチランド発
ハンフォードの研究所で8日木曜日の正午より少し前、小規模な火災が発生し、総員避難となり、職員2名が病院に行った。
ワシントン川保護解決機構職員らに寄せられた連絡によれば、ハンフォード中心部に位置する222-S研究所の職員1名が小型消火器で火を消し、他の職員らが火災報知器を作動させ、119番通報をした。
ハンフォード消防隊が対応し、消火を確認した。放射性物質が関係していなかったことを確認するために、調査が実施された。
約250名の研究所職員らは研究施設群から避難し、午後12時11分に全職員の所在が確認され、空調付きの事務棟に送られた。
職員のひとりが熱中症の兆候を示し、リッチランドのカドレック地域医療センターに送られ、後に呼吸器刺激症状を訴えた。
ふたり目の職員は呼吸器刺激症状を訴えて、リッチランド病院に送られた。
職員らは午後3時15分に研究所復帰を許可された。
222-S研究所は、ハンフォード施設構内で最高レベルの放射性で有害な化学廃棄物の一部の試料を引き受け、危険物質の含有量をppt(1兆分の1)単位で決定している。
作業は、ドラフトチャンバー*の下、または研究所に11基ある放射線ホットセル**のなかでおこなわれ、後者の場合、セルの外にいる操作員らがセル内の道具類を操作する。
分析対象の大半は、ハンフォードの地下廃液タンクの高レベル放射性廃棄物である。情報は、タンクのなかで混ざっても大丈夫な廃棄物の組み合わせを決定し、特定のタンクで作業するさいに作業員の防護を図るプランの策定に役立てられる。
8月8日木曜日の午後現在、他に情報は入っていない。
Annette Cary: 509-582-1533; @HanfordNews
【クレジット】
Tri-City Herald, “Fire at
Hanford radioactive lab sends workers to hospital,” by Annette Cary, posted on
August 8, 2018 at
【トリシティ・ヘラルド記事】
2018年8月16日木曜日
ハンフォード核保留区で昨年秋、部分的に崩落した廃棄物保管トンネルの天辺に注入するために、ポンプ車に充填剤を届けるコンクリート・ミキサー車の群れ。この作業は緊急認可のもとで実施されており、ハンフォード当局者らは目下、第2トンネルの崩壊を防ぐため、これにも充填したがっている。Courtesy DOE
2018年8月2日木曜日
ハンフォードのCH2Mヒル・プラトー・リメディエイション社の作業員らは、核保留区内の高度に汚染されたプルトニウム仕上げ工場の解体の準備をしていた昨年12月、汚染が拡散する前に梱包されていた瓦礫を運び出してきた。
Courtesy Department of Energy
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