「福島のアカマツ、放射能汚染で頂芽の成長が止まる」福島大学。モミの木でも見られた現象。 https://t.co/oZlfKbejzb— sinwanohate・レイジ (@sinwanohate) 2016年9月17日
この記事の研究が論文としてまとまったようだ(英語・要旨のみ)。みんなが読めるようにしてほしい。 https://t.co/uKKA6r5lNU
日本語訳したくても、鍵付き論文では、食えない翻訳家の貧乏暮らしでは購読料だけでも無理です。ましてやパテントを考えると気が遠くなる。— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2016年9月18日
☢惨事下の日本人がアクセスできるように、CC表示ライセンスで公開してほしいですね… https://t.co/Tv1FFqVFhW
@OrganicNewsClip 政府機関による論文は、英文版と同時に、日本語版もパブリック・ドメイン-表示-ライセンスのみの条件で公開すべき。— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2016年9月18日
Volume 165,
December 2016, Pages 60–67
|
福島第一核発電所の事故で汚染された地域におけるアカマツ(Pinus
densiflora)の形態異常
Vasyl
Yoschenkoa, 筆頭著者, Kenji
Nanbaa, Satoshi
Yoshidab, Yoshito
Watanabeb, Tsugiko
Takasea, Natsumi
Satoa, Koji
Keitokua
a 国立大学法人福島大学・環境放射能研究所(〒960-1296 福島県福島市金谷川1)
b 放射線医学総合研究所・福島再生支援本部(千葉市)
2016年5月21日受付 同年8月26日更新 同年9月4日受理
同年9月14日オンライン掲載
要点
|
概要
われわれの研究は2014年から2016年にかけて福島県の放射能汚染領域の8地点で実施され、アカマツ(Pinus
densiflora)が放射線に感受性が強いことを示した。放射線照射がこの植物種の頂部優勢の無効化を誘発していた。この作用は、チェルノブイリ立入禁止地帯で生育するヨーロッパアカマツ幼木のそれと同様であった。われわれは同時に、アカマツ成木になんらの形態異常も認めなかった。アカマツにおける頂部優勢無効化の確率は、2か所の低レベル放射線を浴びた群落において、0.11および0.14の上昇が認められ、1時間あたりの吸収線量率がそれぞれ14および25 μGyであった2地点では、0.5および0.9の上昇が観測された。観察された異常の大半は、被爆開始後、2番目の輪生体で発現していた。5番目の輪生体では新たな異常は認められなかった。この時間的な発現パターンは、チェルノブイリのヨーロッパアカマツおよび福島のモミについて報告されているパターンと同様だった。観察された時間的発現パターンを解釈し、ならびに全般的には、形態異常の形成メカニズムを説明するためには、追加的な詳細研究が必要である。
Keywords
Fukushima accident; Radiation; Radiation effects; Japanese red
pine; Morphological abnormalities; Cancelling the apical dominance
【クレジット】
ScienceDirect.com, “Morphological abnormalities in Japanese red
pine (Pinus densiflora) at the territories contaminated as a result of
the accident at Fukushima Dai-Ichi Nuclear Power Plant,” published online on 14
September 2016 at;
【中国網日本語版(チャイナネット)記事】
福島大学の研究チームは19日、環境省が開催した研究会において、福島第一原発の事故発生後、放射能汚染の影響が深刻な福島県内の一部地域で、変異により成長しなくなったアカマツが大幅に増加したと報告した。
日本メディアは20日、「アカマツ先端の新芽は通常、側面の新芽よりも成長が旺盛だ。福島大学環境放射能研究所特任教授のVasyl Yoschenko氏が率いる研究チームは、昨年より福島県内の5カ所で、頂芽の成長が止まったアカマツの調査を行った」と報じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿