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賄賂と腐敗が、東京オリンピック開催決定の裏に?
「ボイコット放射能大会2020」ロゴ |
Olympics rense.com By
Yoichi Shimatsu 9-8-13
腐敗した日本政府が、フクシマ放射性フォールアウトの只中に若いアスリートを送りこむという自殺的な決定を促すため、国際オリンピック委員会を買収したのだろうと理解するのに、眼力はいらない。東京に2020年オリンピック開催都市の栄誉を与えたブエノスアイレスの決定は、イスタンブールかマドリッドを選ぶ余地がなかったというより、贈収賄以外には考えられない要因による了解事項だった。若人らやサポーターたちの命を危険にさらすのは、倫理的欠陥どころか、最大級に残酷な殺人行為である。
オリンピック談合は端(はな)から、石原慎太郎・前東京都知事、安倍晋三首相、下村博文・文部科学大臣、日本オリンピック委員会理事長であり、悪質な戦犯の御曹司にして後継者、竹田恒和氏など、いかがわしい人品とあやしげな交際の五重奏で仕組まれていた。産業界側パートナーが、トヨタ自動車名誉会長にして日本スポーツ協会の会長、張富士夫氏である。
「死のオリンピック大会」推進キャンペーンのあいだ、彼ら日本の五人組は、福島原発からの放射能汚染水の漏出はゼロという、あからさまなウソを繰り出した。
竹田JOC会長は、各国委員会の代表に宛てた書簡に「東京の放射線レベルは世界の主要都市と変わらず、ロンドン、ニューヨーク、パリと同じです」と偽りの主張をした。失礼ながら、閣下、SPEEDI放射線監視システムによれば、東京の飲用水源、奥多摩水系は高度に汚染されております。
アルゼンチン首都に用意された晴れ舞台の今回のスピーチで、安倍首相は「みなさんに、状況はコントロールされていると保証いたします。東京に被害をおよぼしたことはありませんし、これからも決しておよぼさないでしょう」と大ウソを堂々と表明した。総理、日本産食品のほぼ全品が汚染されているので、日本政府は同国の食品安全基準を改定しなければならなかったと指摘させていただいてもよろしいでしょうか? それに、これまでの30か月間、日本政府の放射能漏出を食い止めるための方策がことごとく失敗してきたと付言してもかまいませんか?
IOC多数派による軽率な東京支持を説明する要因はただひとつ、以前にもシドニーやソートレイク・シティのオリンピック招致活動で証明されているように、それは贈収賄である。日本の関連団体が飲み食いしたり、テーブルの下で手渡されたりして費やされた総額について、メディアや一般に公表されることは金輪際なかった。このような大枚の舞うイベントを勝ち獲るため、当たり前のように秘密の予備費が使われるのは、日本で周知のこと。日本はまたもや小切手外交で国際社会を腐らせている。オリンピック委員会代表らは金と引き換えに、太平洋、ジェット気流への統御不能な放射能漏出、そして東京上空にたなびく雲を無視すると約束した。
オリピック東京開催の決定が破棄されないなら、世界は最良の若きアスリートたちがフクシマの坩堝(るつぼ)のなかへ行進するのを見つめることになる。これが親御さんたちやコーチにとって許しがたいとすれば、「死のオリンピック2020」をボイコットする以外に選択肢はなく、その道義にもとづくアクションに、トヨタ車ボイコットを手始めに、スポンサー企業すべての製品やサービスのボイコットを加えるべきである。
【付録】
原文サイトに掲載のビデオ:
「政府にぶつけるフクシマ農業者の怒り」
「政府にぶつけるフクシマ農業者の怒り」
これが本当なら大変なことです。
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