『美味しんぼ』騒ぎに隠れて…こっそりと
汚泥の工業用燃料化って、やばいはず…
「下水汚泥固形燃料」の需要拡大を支援
国交省 不信解消へJIS導入 #毎日新聞
JIS認証により品質や性能についての信頼を高め、普及につなげる。
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— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2014, 5月 12
下水汚泥燃料お墨付き
国交省不信解消へ JIS導入
毎日新聞 2014年5月12日(月) 統12版 総合 2
国土交通省は、下水処理の過程で生じる下水汚泥を原料としたバイオマス燃料「下水汚泥固形燃料」の需要拡大を支援するため、今年度中に同燃料の日本工業規格(JIS)を制定する。JIS認証により品質や性能についての信頼を高め、普及につなげる。
同燃料は石炭などの化石燃料の代わりに使えば二酸化炭素(CO2)を削減できるが、使用する企業などに十分浸透していないという。
国交省によると、2011年度に全国で発生した下水汚泥221万8000㌧(水分を除く重量ペース)のうち、燃料として有効利用されたのは約1%。同省は、下水処理場などでの燃料化か進まない原因について、企業サイドに「きちんと燃えるのか」「製品に悪影響はないか」などの懸念があり、需要が少ないためと分析している。
日本下水道協会は既に、下水汚泥固形燃料の発熱量や水分量などを盛り込んだJIS原案を作成。同協会から規格制定を申請された国交省は、日本工業標準調査会に原案の審議を依頼した。同調査会の答申を受け、同省が14年度中に制定する。
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日本工業規格(JIS)
工業標準化法に基づき、経済産業省の審議会である日本工業標準調査会の審議を経て制定される工業製品の規格。形式や寸法、生産や設計方法などを統一することで、一定の品質が保たれたり、乾電池のようにメーカーが違っても同じように使うことができたりする。2014年3月末時点で、1万525件が制定されている。
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さて、この記事は当地・福島県内で配達される毎日新聞の統合版(朝・夕刊の合併版の意)に5月12日付けの第2面に掲載されていたものであり、デジタル版で検索してみると、キーワード「下水汚泥」では大量の記事をヒットしますが、「下水汚泥燃料」「下水汚泥固形燃料」では、「一致する情報は見つかりませんでした●キーワードに誤字・脱字がないかご確認ください。●別のキーワードで検索を試してみてください」と表示されるだけ。
ちなみに、「下水汚泥」でヒットする記事は…
... 下水汚泥由来のガスによる発電の過程で出た二酸化炭素(CO2)を、ビニールダクトから苗に吹き付けている。
苗の周囲のCO2濃度を高め、光合成を促す。世界初の試みといい、通常に比べ収量は3割増した。...2014年05月06日14時56分
…下水汚泥から「うまみ」 収穫アップ 肥料化、全国で
毎日新聞 2014年04月30日 東京夕刊 下水処理施設の一角で収穫期を迎えたトマト。苗の間のビニールダクト(左)から汚泥由来の二酸化炭素を送ることで収量は3割増という=愛知県豊川市の豊川浄化セン...2014年04月30日15時04分
... 下水汚泥から取り出した水素を燃料電池自動車に供給する実証事業を来年3月に始めると発表した。排ガスの代わりに水蒸気を出す燃料電池車が来春にも市販されるのにあわせ、4者が建設する水素ステーションで水素を供給する...2014年04月05日16時14分
... 下水汚泥を燃料とした発電を促進する方針だ。
バイオマスは生物由来の有機資源で、石油などの化石燃料を除いたもの。バイオマス産業は、循環型社会の確立に効果を発揮するだけでなく、新しい産業を創出することも期待されている。産業都市に選定されると、発電所の...2014年04月01日11時54分
……その他、たくさんある。
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下水汚泥について、放射能汚染地では広域の放射性物質が下水処理場に集まることから、放射能が高レベルに濃縮されることがかねてから問題になっています。福島県内では福島市と郡山市の下水処理場で、溜まる一方の汚泥に困って、かなり隠密裏に環境省所管の焼却減容化施設で燃やしているほど。
冒頭にあげた毎日新聞の記事によれば、下水汚泥を固形燃料化して、各地の工業地帯で目立たない形で処分する計画が進行しているようです。
最後に関連すると思われるサイトのリンクを貼っておきます…
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