訳注:画像挿入は訳者による
福島県知事、漫画は残念と発言
Fukushima Governor: Manga story regrettable
Fukushima Governor: Manga story regrettable
福島県知事は、2011年の核危機による健康への悪影響を描いた漫画の筋書きが根拠のない風評を助長するものであり、極めて残念であると語っています。
佐藤雄平知事は月曜日、東京近郊のさいたま市でふくしま復興支援を求めるスピーチをしたあと、記者団に所感を述べました。
佐藤知事が言及した漫画は、週刊コミック誌連載の「美味しんぼ」です。知事は、福島の人びとが暮らしの再建に頑張っているおりにこれが掲載されるとは、あらゆる面で風評を醸成しかねないと述べました。
佐藤知事は問題への対処について、状況を検討してから対応を考えるといいました。
4月に掲載された漫画では、主人公らが損壊した福島の原子力発電所を訪問したあと、鼻血を出しています。
漫画には原発立地自治体のひとつである双葉町の前町長も登場し、福島には同じ症状の人が何人もいると発言しています。
双葉町は漫画の出版社である小学館に対して、漫画の主張には事実としての根拠がなく、福島県の人びとに対する差別を助長しかねないとする抗議文を送付しました。
更新:2014年5月12日
NHKニュース
◆文化・エンタメ
美味しんぼ 福島県知事が「残念」と不快感
美味しんぼ 福島県知事が「残念」と不快感
12日発売の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」の今週号の中で、登場人物が「福島県内には住むな」などと発言する場面があり、福島県の佐藤雄平知事が、「復興に向かって県民が一丸となっているときに風評を助長するような内容で、極めて残念だ」と不快感を示しました。
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