2016年1月13日水曜日

【ナチュラル・ニュース】フクシマ放射能による米海軍兵らの消耗性疾患


フクシマ放射能による米海軍兵らの消耗性疾患


20151231
専属記者、デイヴィッド・グティエレス David Gutierrez

【ナチュラル・ニュース】2011年の大地震・津波のあと、日本に救援のために派遣された米海軍水兵たちと海兵隊員たちがいま、ゾッとするような目に見える体の変化など、原因のわからない多種多様な健康問題に見舞われている。

米艦ロナルド・レーガンを旗艦とする米海軍第7艦隊は津波のあと、日本沿岸に針路を変え、救援活動に就役した。兵士らは、災害が福島第一核発電所の複数炉メルトダウンを引き起こしたり、放射性プルームが太平洋一帯に拡散したりしたことを告げられなかった。

航空甲板長のダガン・ホンダ兵曹と航空構造物整備にあたるロン・ライト技術兵は、任務旗艦中のほぼ毎日、終日をレーガンの甲板で支援物資を積み込んで過ごしていたと述べた。任務当初のほぼ1週間、水兵らは放射線防護装備品を支給されていなかった。

「だから、水兵らは放射性粒子まみれになりました」と、フクシマの事業者である東京電力株式会社、その他の被告数社を相手取って、集団代表訴訟に踏み切った水兵や海兵隊員ら200名あまりを代理するチャールズ・ボナー弁護士はいう。

健康問題の連発

ボナー氏によれば、申立人[原告]たちは、癌、腫瘍、脳欠損、出生異常、早死にをはじめ、原因がわからない多種多様な身体状態など、一連の健康問題に見舞われている。これらの健康問題は「非常に人数の多い非常に若い人たちの非常に深刻な疾患なのです」と、ボナー氏は述べた。

ホンダ氏は申立人のひとりである。彼は任務後、ほどなくして、説明のつかない倦怠感と定期的な偏頭痛に襲われはじめ、椎間板が急速に変性していると医者に告げられた。

ライト氏は任務終了後1か月以内に、股間に痛みをともなう腫れ物ができはじめた。彼の睾丸は、まだ艦上で勤務しているうちにテニスボール大に腫れ上がった。

「フクシマからの放射能と関係があるのではないかと質問してみると、医者はぶっきらぼうにノーと告げました」と、ライト氏はいった。

2011年発行のインド内分秘腺・代謝学会誌に発表された研究によれば、内分秘腺障害はフクシマ惨事の実証済みの副作用である――「内分秘腺はすべて、放射線被曝による影響を受けやすい。しかしながら、甲状腺と生殖腺は特に影響を受けやすい」。

申立人らによる他の健康障害の訴えとして、野球ミット大に腫れあがった腕、心臓の不整脈、大量の脱毛、筋肉の消耗、全身の痙攣〔けいれん〕、足の暗赤色変化、歩行能力の喪失などがある。

法の裁きを求める

ボナー氏によれば、東京電力は、フクシマ・メルトダウンによるリスクを意図的に過小評価し、核惨事緊急事態にいたらない程度のものに見せかけようとしたので、水兵らの健康障害に責任を負うべきである。

「東京電力は世界を相手に嘘をつき、メルトダウンは起こらなかった、万事が制御下にあると世界に告げたのです」と、ボナー氏は語った。

訴訟は、東京電力をはじめ、東芝、日立、エバスコ社、ゼネラル・エレクトリック社など、フクシマ施設の建造と運営に関わった企業を被告人に指名している。海軍や米国防総省は指名されていない。フェレス・ドクトリンとして知られる1959年の最高裁判例によれば、軍隊勤務によって負った、いかなる障害についても、兵士らが政府を訴追することは適法とされない。

国防総省は、法的責任を負うことがありえないにもかかわらず、法の裁きを求める兵士らを積極的に妨害してきたようである。2014年のアメリカ連邦議会宛て国防総省報告は、米艦ロナルド・レーガン乗組兵士らが被曝した放射線量は「連邦規制限度を優に下回っており」、観察したかぎり、「このような低レベル線量が健康障害の原因になるとは信じられない」と結論づけていた。

国防総省の軍医たちもまた、病苦の水兵らに診断を与える意思がないことで悪名高いが、おそらく放射能被曝症状の診断が意味することを恐れているのだろう。

Sources:


【クレジット】

Natural News, “Fukushima radiation causes debilitating deformities in US Navy sailors,” Thursday, December 31, 2015, by David Gutierrez, staff writer

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