2015年7月24日金曜日

ウエザー・コム「フクシマ核惨事によるミュータントの花がネットで拡散」

フクシマ核惨事によるミュータントの花がネットで拡散


2015720日 weather.com

福島第一原子力発電所の惨事から4年たって、そこに生息する動植物にいまだに奇妙なことが起こっている。

近年、奇形の果物突然変異した蝶類が報告されているが、そのような報告の最近のものは、@san_kaidoさんが、フクシマから約110キロ離れた那須塩原市で撮影し、ツイッターに投稿した奇形マーガレットの驚くべき写真である。

20113月の核事象は、破壊的な津波につづいて、フクシマの反応炉6基のうち、3基のメルトダウンを引き起こしたものであり、@san_kaidoさんのツイートは、そこで育っているマーガレットが明らかにその放射能による被曝の影響を受けている様相を描写している――

「右は4つの花茎が帯状に繋がったまま成長し,途中で2つに別れて2つの花がつながって咲いた。左は4つの花茎がそのまま成長して繋がって花が咲き輪の様になった」[原文は、Fukushima Diaryサイト英訳文の引用]
ツイートの末尾の文――撮影時の放射線量について「空間線量0.5μSv地点(地上高1m)」――は、上の写真が撮影された地点における現在の1時間あたり放射線量を示している。この放射線レベル解説によれば、1時間あたり0.5マイクロシーベルトの放射線量は、「中・長期間居住」にとって安全レベルに区分けされている。

この区分けは、福島第一原発に近い町の住民が避難を余儀なくされてから4年後のいま、7,000人以上の人びとに帰還を許すとした日本政府による最近の決定に、疑問の余地なく一部なりとも影響をおよぼしていたことだろう。しかし、ロンドンのテレグラフ紙記事によれば、その町で恒久的に生活するため、じっさいに帰還する住民が何人になるか、不明瞭である。

「店もない。医者もいない。どうしていいか、わかりません」と、元住民が日本の地元メディアに語っている[リンク]。


【クレジット】

フクシマ核惨事によるミュータントの花がネットで拡散
本稿は、公益・教育目的の日本語翻訳稿。

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