#原子力発電_原爆の子: intellihub.com「フクシマ4号炉核燃料プールの危険な作業」

2013年10月25日金曜日

intellihub.com「フクシマ4号炉核燃料プールの危険な作業」

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東電、原爆14,000発分以上の放射能を含む核燃料棒13,000本取り出しへ

TEPCO to Remove 13,000 Nuclear Fuel Rods Containing 14,000 Times More Radiation than Nuclear Bomb

シェパード・アムベラス　2013年10月24日

東電は、13,000本以上の核燃料を損傷したフクシマ核施設から移動させるという最大級のリスクをはらむ作業の開始を計画している。

【INTELLIHUB：日本発】福島の原発を運営する東京電力は木曜日（24日）、甚大な損傷を受けた原子炉施設にある、被災して不安定な状態の燃料プールから、核燃料棒13,000本の集合体を移す作業を11月に開始すると発表した。

専門家らによれば、間違った動きひとつで地球上の生命を壊滅させかねないので、これはきわめて危険な作業であり、この上ない真剣さと慎重さをもって取り組まなければならないという。じっさい、移動させる予定の核燃料棒には、1945年、広島に投下され、国全体を恐怖に落とし、日本が米国に降伏することを余儀なくさせた爆弾の14,000発分の放射能が含まれている。

作業は12か月ほどかかると予想され、2014年中に完了する予定である。だが、最悪事態シナリオの場合、「プールが地表に崩落して、投げ出された燃料棒が山のように堆積して、核分裂を起こし、2011年3月の爆発より何倍もひどい爆発を引き起こしかねない」ので、これには鳥肌がたつほど恐ろしい要素がある。

「最悪事態シナリオの場合、何十億もの人びとの死を引き起こしかねない。本物の終末である」とコンソロはいった。

4号炉建屋には、セシウム137がチェルノブイリのそれの10倍ある。このため、科学者らは、ふたたび核惨事が勃発するなら、世界と地球の最終的な破局のはじまりとなるだろうと警告する。

「これはだれもやる羽目になったことのない、最悪だが、最も重要な仕事のひとつになるだろう。完全無欠に遂行したとしても、狂いが生じることも多い」とコンソロはいった。

2013年7月発行の『世界核報告』は、「最悪事態シナリオ」の場合、福島から半径250キロメートル圏内、東京のかなりの部分を含む地域に住む、1000万に達する人びとを避難が求められるだろうという_[1] 。

作業員らの最初の課題は、4号炉建屋燃料プールからガレキ類を除去することであり、そうしなければ、燃料棒を確認することすらできないのだ。ガレキが片付きさえすれば、作業はむしろ本質として機械的になる。これによって、40年以上の期間と110億ドルを超えるコストをかけて挙行されると伝えられる、その後の解体工程の道が開ける。

フクシマ核惨事は、風下地域、つまりアメリカとカナダの生態系とあらゆるものの汚染の原因にすでになっている。カリフォルニア沿岸のマグロもまた、放射能で広く汚染されていることが判明している。

出所：

[1] Fukushima readies for dangerous operation to remove 400 tons of spent fuel – RT.com

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