2011年9月30日金曜日

福島県内のみなさま:自主避難に関するアンケートのお願い

みなさま(拡散希望!)

満田です。
先にお知らせしましたとおり、自主的避難に関しては、ここ2週間が山場だとみています。自主的避難をした方々が正当な賠償を受け取れるように、避難された方々のみならず、全国から声をあげていくことが重要だと思います。

そこで、原子力損害賠償紛争審査会および東京電力宛の意見を集めることとしました。

ぜひ、下記のフォームから、みなさまの意見をお寄せください。
(入力フォーム)→こちらから入力してください
https://pro.form-mailer.jp/fms/d1e9a64c22337

(ワード版)→または、添付のワード版に直接ご記入の上、
finance@foejapan.org宛に送ってくださっても結構です。

頂いたご意見は、同審査会事務局/東電に提出されていただきます。また、ホームページ/ブログ上で公開させていただきます。

第一次締め切りは10月2日(日)です。翌日の院内集会と記者会見で配布させていただきます。

(背景)
9月21日開催された第14回原子力損害賠償紛争審査会においては、事務局が準備した資料に基づき、①原発の置かれている状況が不安定であるため、再爆発などを恐れた住民が自主的避難をした場合、②被ばくを恐れた住民が自主的避難をした場合――の二つのカテゴリーに分けて議論が行われました。
①については、4月22日(計画的避難区域、緊急時避難準備区域が設定された日)以前、②についてはそれ以降といった形で概ね検討が進められました。これについてのご意見をお書きください。

また、東京電力は、8月12日に提出された自主避難をした方々の請求書に関しては、受け取ったその場では、「真摯に検討する」としていましたが、その後、「原子力損害賠償紛争審査会としての結論がでるまではお支払できない」と回答しています。東電宛にはこれに関するご意見をお書きください。

入力フォームはこちら(携帯からも入力できます)
↓ ↓ ↓
https://pro.form-mailer.jp/fms/d1e9a64c22337

※参考情報
○「自主避難」の賠償を東電に請求、東電「声を受け止め検討」(2011年08月14日)
http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2011081400006.html?iref=chumoku

○自力(自主)避難者・避難希望者の声から
http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/110926_2.pdf

○原賠審への公開書簡:
線量が高い地域から「自主」避難をせざるをえなかった人々の声をきいてください。被害を小さくみせかけないでください
http://www.foejapan.org/energy/news/110926.html
PDF版:http://dl.dropbox.com/u/23151586/110926_genbaishin_letter.pdf

○自主避難でアンケート実施 
避難できない理由は「経済的な不安」、「仕事上の理由」
求められる「自主」避難への賠償
http://www.foejapan.org/energy/news/p110725.html

呼びかけ団体:
国際環境NGO FoE Japan
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)

問い合わせ先:国際環境NGO FoE Japan 
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8 みらい館大明1F
tel: 03-6907-7217(平日のみ) fax: 03-6907-7219
担当:満田夏花(みつた・かんな)
E-mail: finance@foejapan.org

2011年9月29日木曜日

郡山10月アクション【速報】 A4版


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2011年9月28日水曜日

郡山10月アクション【速報】チラシ3種


各チラシ・サイズ: A5版・横

雨合羽バージョン

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母子バージョン

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忌野清志郎バージョン

(画像をクリックすると、鮮明なイメージにジャンプ)


2011年9月26日月曜日

早急に郡山10月アクションを!

【至急報】
ふくしま集団疎開裁判の裁判所決定(判決)が迫っていることから、郡山10月アクション発起有志によって、アクション挙行日が10月15日に決定されました。したがって、下記の準備委員会は具体的な細部の打ち合わせをする実行委員会ということになります。

日程が10月15日と決まっただけで、まだ時間・場所などは未定です。逐次、ツイッターなどで広報します。

ツイッター・ハッシュタグ: #郡山10月アクション


10月郡山行動第1回準備会のお知らせ
9月11日「さよなら原発 6万人集会」に象徴されるように、反・脱原発のうねりは全国的に盛り上がっていますが、肝心の被曝現地・福島県内では、「福島医大の放射線医療の拠点化」(1)、「フクシマを救おう!200万人署名」(2)など、福島県政・財・学界・メディアが一体となったキャンペーンのもと、県民の不安が圧殺され、声が封印されたような重苦しい空気に包まれているようです。
こうしたなか、盛況のうちの開催された9月23日・郡山市、24日・三春町の「放射能対策ひろば~生活村」(3)の反省会の席で、郡山市内で大規模なデモ・集会イベントを早急に挙行することが必要であると提起されました。
つきましては、10月郡山行動について、下記のとおり、「第1回準備会」が開かれることになりましたので、お知らせします――
10月郡山行動・第1回準備会
日時:10月6日(木)16:00~
   週日ですが、お勤めのかたは勤務明け後にでも飛び入り歓迎!
場所:郡山地区労事務所(郡山市役所本庁舎うら平屋建て「道路維持課」隣り)

以上
追記:
「ふくしま集団疎開裁判」(4)の裁判所判断が10月中に予想されるなど、さまざまな状況が差し迫った局面に差し掛かっているため、早急なアクションが切に求められています。「鉄は熱いうちに打て」といいますが、9・11集会の熱気が冷めやらない今なら、全国的にアピールし、全国からの支援・参加をいただくこともじゅうぶん期待できます。
「準備会」がそのまま「実行委員会」に衣替わりして、即、具体的な決定にいたることも考えられますし、それこそが求められているのかもしれません。幅広い分野の多くのみなさんの準備会参加をお願いいたします。
(文責:井上)

2011年9月21日水曜日

9月19日 東電に対する抗議・要求書

2011921

東京電力株式会社

取締役会長 勝俣 恒久 殿

取締役社長 西澤 俊夫 殿

963-0201 福島県郡山市大槻町      

井上利男 ふくしま集団疎開裁判の会 代表


前略

下記の書類は、去る919日、「さよなら原発 6万人集会」当日に貴本社ビルに向かって、街路を挟んだ向かいの歩道脇で読みあげたものです。同書類を直接、貴社に手渡したかったのですが、はるばる福島県から貴社を訪問した貴社福島第一原子力発電所事故の被災者一向に面会しようとする貴社の社員もいなくて、また事故の直接被害者一行から加害企業である貴社のビルを守る警視庁警官隊に阻まれて、それはかないませんでした。よって、ここに同封して送付いたします。

付きましては、下記書類に明記された要求2項目について、2011107日必着にて、当方宛てにご回答くださるようにお願いいたします。

草々

2011919日付け抗議・要求書............... 1

以上


2011年9月19日

東京電力株式会社
   取締役会長 勝俣 恒久 殿
   取締役社長 西澤 俊夫 殿

     963-0201 福島県郡山市大槻町

井上利男(署名・捺印)        

ふくしま集団疎開裁判の会 代表 


抗 議 ・ 要 求 書

 本年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所は複数の原子炉において全電源喪失、水蒸気爆発、核燃料メルトダウンという未曾有の大事故が発生しました。貴社はこれを「天災」「想定外の事態」と強弁しましたが、かねてから貴社の津波想定を超える貞観地震の史実が指摘され、社内にも津波による全電源喪失の恐れの指摘があったなど、次々と明らかになった事実により、この事故は貴社のいう「想定外の事態」ではなく、安全性よりも経済性を重視する貴社の傲慢な姿勢および怠慢が招いた人災であったというほかありません。

 その結果、貴社は膨大な量の放射能を環境中に放出し、海洋・大気・大地を放射能汚染しました。そして原発周辺の多くの人びとに避難を余儀なくさせ、福島県浜通りおよび中通り地方を中心に、東北南部および関東北部の広大な地域の住民に放射線被曝を強い、健康障害に対する多大な心配と不安を抱かせています。

 しかるに貴社は、被害住民に対して、もっぱら「国が設置した原子力損害賠償紛争審査会が策定する補償に関する指針を踏まえて適正に対処してまいります」と応えるのみで、貴社みずから真摯に対応し、率先して除染を行い、被曝住民の健康被害を防止し、被害に対して、ただちに適切な補償を約束するといった加害者として当然の義務を果たそうとする姿勢がまったく見受けられません。

 わたしたち「ふくしま集団疎開裁判の会」は、これまでの貴社の行為に対し厳重に抗議するとともに、以下のように要求します――


1 放射能汚染地域の汚染実態を早急に把握し、正常値に復旧するためにあらゆる処置を講ずること。

2 被曝地住民、とりわけ子どもたちの健康障害を防止するために、妊婦・幼児のいる家族の避難、教育施設・児童福祉施設などの集団疎開の促進など、あらゆる処置を講ずること。

以上

2011年9月7日水曜日

ふくしま集団疎開裁判 陳述書





201197

福島地方裁判所郡山支部 御中

963-0201福島県郡山市‐‐町
(署名・捺印)

井上 利男


陳述書

貴裁判所においては、鋭意、法秩序の維持と市民生活の安定のために奮闘なされているものと察し、心から敬意を表明いたします。

私が郡山市内の子どもたちの行く末を心から心配していることを説明するために、私事を語ることをお許しください。私は郡山市内の上記住所に居住するものですが、これまで喜多方市山都町に居住する娘と孫たち(5歳と2歳)が月に一度ばかり拙宅に遊びに来るのを楽しみにしていました。ところが、今年311日の関東大震災およびそれに続く東京電力福島第一原子力発電所の未曾有の事故以来、その楽しみを奪われております。

放射線健康被害防止法に定める放射線管理区域に匹敵する、またはそれを凌駕するホットスポットがあちこちに散在する当地に、もはや幼い子どもたちを招くことは恐ろしくてとてもできません。

ちなみに我が家周辺の学校・保育園におけるデータをいくつか挙げますと――

     地上 50cm   100cm

柴宮小学校 1.57μSv/h 1.00μSv/h

柴宮保育所 0.60μSv/h 0.40μSv/h

柴宮幼稚園 1.20μSv/h 0.90μSv/h

郡山第七中学校  ―― 1.31μSv/h

朝日が丘小学校 1.36μSv/h 1.30μSv/h

データ出所: http://fukushima-radioactivity.jp/


このように公的機関が測定公表したデータをいくつか列挙すれば、郡山市内の放射能汚染環境のなかで年端のいかぬ生徒・児童を教育したり、幼児を保育したりするのは、文明国にあるまじき野蛮な暴挙であるといっても過言ではありません。

貴裁判所におかれましては、子どもたちの健康を守るためにも、従来からの放射線防護関連の法律の遵守を促すためにも、賢明なるご判断をなされるように心底からお願い申し上げます。

以上


『陳述書』送付要項――

用紙・書式・内容・文体は自由です。

日付・宛先「福島地方裁判所郡山支部 御中」・住所・署名&捺印・表題「陳述書」、これで立派な公式文書になります。

とりあえずの締め切り:10月7日

送付先:

安藤法律事務所

〒390-0861 長野県松本市蟻ケ崎1-3-7

FAX     0263-39-0700 

Eメール添付 m-ando@po.mcci.or.jp


『子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため

集団疎開を認める決定を求める署名』

こちらも10月7日までにお願いします。

 PDF用紙  1am.sakura.ne.jp/Nuclear/Signature.pdf 

オンライン署名 http://311fukushima.net/?page_id=83

 

リンク:

ふくしま集団疎開裁判

http://fukusima-sokai.blogspot.com/