2012年4月24日火曜日

小学校鼓笛パレードと幼稚園児除染チーム


この記事は4月22日付け投稿「ふくしまキッズパレード~子どもの歓声、復興の力」の続編になります。4月21日付け福島民友がまたまた驚くべきニュースを実にさりげなく伝えていました。






 
福島市教委は20日までに、東京電力福島第1原発事故の影響で昨年中止した市小学校鼓笛パレードについて、今年は5月16日に実施することを決めた。児童への放射線の健康影響に配慮し、パレード区間の短縮や放射線量測定の徹底など放射線対策を万全に実施する方針。
 鼓笛パレードの実施は、故郷「ふくしま」への誇りと自信の醸成、多くの観衆を前に練習成果を発表し、達成感や充実感を味わうことによる精神的な成長を促すため決定した。同市教委が佐藤俊一郎教育長名の文書を19日付で保護者に通知した。恒例のパレードで今回が35回目。市内の公立小学校51校から3795人が参加する。
 パレード区間は、県庁通りの新浜町の交差点を出発し、本法寺交差点を右折、新町万世町通りを国道13号までたどるコースを予定する。区間延長は例年の約900メートルから約300メートル短縮し、約600メートルとする。
 区間内の放射線量については今月5日に区間内9カ所で測定し安全性を確認したほか、開催2日前となる5月14日にも測定する。さらに当日は、参加全児童をバスで待機場所から送迎するほか、マスクを配布するなどの対策も講じる。
 市教委は「放射線に対する保護者の不安も理解できるが、鼓笛パレードの実施による子どもたちの成長がより重要と考えた」と話している。


(2012年4月21日 福島民友トピックス)

  いかがでしょうか。これには、さまざまな批判があるようです。たとえば――

福島市教育委員会が「小学生たちの福島市内パレード」を強行開催





同日の同じ福島民友が、さらに驚くべきニュースをさらにさりげない調子で伝えています。幼稚園児たちたちがポストを磨いた郵便局の周辺放射線量を想像するには、添付の図表類をご参照ください。




一生懸命にポストを磨く
園児たち=掛田郵便局
20日の「郵政記念日」に合わせ、伊達市霊山町の神愛幼稚園(本田十和子園長)の園児たちは同日、同市の掛田郵便局と霊山総合支所のポストの清掃活動に取り組んだ。
 このうち、同郵便局には年長組の園児8人が訪れ、同郵便局の高木利己担当課長に「いつも手紙を届けてくれてありがとうございます」と書いた感謝状を手渡した。園児たちは雑巾を手に一生懸命にポストを磨いた後、思い思いにポストを飾り付けた。
 清掃後、高木担当課長からお礼のプレゼントが贈られた
。


(2012年4月21日 福島民友トピックス)






平成24年2月24日
原子力災害現地対策本部(放射線班)

福島県災害対策本部(原子力班)
縦軸:調査地点数 横軸:計測値μSv/時

No. 8~23:掛田地区

神愛幼稚園_位置図
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【4.27後記】
目には見えず感覚で捉えられない放射能と放射線の作用を理解するには、こころの働きが必要になるはずです。地元メディアがこのできごとを美談仕立てで報じることが可能だったのも、放射能や放射線のこの特質によります。子どもたちのポスト磨きというできごと、その現場の放射線値という公表データ、これら二つの事実の裏に潜みながら、察知するのが容易な関連を無視するのも、こころの働きです。故意であるか無知であるかはわかりませんが……
本稿はかなり大きな反響を招いたようですが、その一端を知るのに便利な Togetter を作成なさった方がいらっしゃるのでリンクを紹介しておきます。「放射能」よりも「放射脳」ということばを使いたがるのも、こころのふしぎな働きのはずですね――

仏教者とキリスト者がともに集い祈る「ふくしま」

(本稿は姉妹ブログ“Be Sober Now!"に掲載したものですが、ここに再録します。yuima21c)


原子力行政を問い直す宗教者の会 
2012フクシマ全国集会 
http://gts.mukakumuhei.net/
4月17日、18日 コラッセふくしま4F多目的ホール
テーマ:今、フクシマにて共に悩む! 
―怒りと悲しみの《こえ》に呼び覚まされて―
「原子力行政を問い直す宗教者の会」は、この問題に宗教的課題として向き合う宗教者(信仰者)の宗教宗派を超えた緩やかなネットワークです。1993年の結成以来、原発や各関連施設の立地や消費地において研究集会や申入れ行動などを行なってきました。2001年には『原発 総被曝の危機』を出版し、また2008年の敦賀市での全国大会に於いて「原発震災」を取上げ、警鐘を鳴らしてきました。 
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しかしながら昨年3月11日、恐れていたことがまさに現実化し、深い悲しみと反省の気持ちをこめ、今、最も苦しみと困難に晒されている福島の地において、人々の声に耳を傾け、あらためてそれぞれが何をすべきか、問い直して行きたいと思います。
4/17礼拝

TEAM二本松 理事長 佐々木道範のブログより
http://blogs.yahoo.co.jp/michinorisasaki1108/3276375.html


表白

忘れてしまいなさいと誰かが言う 
これからこの子に降る雨のことを

忘れてしまいなさいと誰かが言う 
これからこの子が吸う風のことを

忘れてしまいなさいと誰かが言う 
これからこの子が口にする食べ物のことを

そして忘れてしまいなさいと誰かが言う

この国はこんなにもあっさりと人を
見捨ててしまえるという事実を。

でも、福島

私たちは忘れない

母乳から放射能が出たとむせび泣くあのお母さんを

私たちは忘れない

わが子を被曝させてしまったと、
自分を責めるあのお父さんを

私たちは忘れない

外で遊びたいとせがむあの女の子を

私たちは忘れない

どうか福島を見捨てないでください、
たすけてくださいと叫んだあの男の子を

そして私たちは忘れない

この全ては、間違いなく私たち一人一人が原発に加担し、
見過ごし、自分たちだけの豊かさに耽ってきた結果である
という事実を。

私たちを信じきって笑いかけてくる子供たちに、
あやまっても、あやまっても

つぐなえない未来を押し付けてしまう
この情けない現実の中で

でも、それでも、

今、ごめんなさいから始めよう。

神々の光を受けて、原発はダメ!と声を上げよう。

諸仏・諸菩薩の怒りと悲しみのこえに呼び覚まされて 

忘れなさい 忘れなさいと誰かが囁くこの社会の中で

決して、忘れない 福島!


4/18礼拝
「日本キリスト教協議会
平和と正義を求める礼拝式文 敗戦後60年を覚えて
」より
http://nccj.sakura.ne.jp/sikibun/2005/2005ncc%20peace%20liturgy.pdf
悔い改めのいのり
司式者:神は、わたしたちがキリストの平和のうちに共に生き、正義と平和のために働く者となるよう招いておられます。けれどもわたしたちは、行動することによって、また何もしないことによって、社会構造に取り込まれることによって、また自分自身の過ちのためによって、しばしば暴力と破壊の道具になっています。神の霊がわたしたちの罪を明らかにし、悔い改めに導いてくださるよう、共に沈黙のうちに祈り求めましょう。
(一同沈黙のうちに祈る)
司式者:ご一緒にわたしたちの罪を告白し、赦しを求めましょう。
一 同:わたしたちは偶像礼拝の罪を告白します。
声 1:わたしたちは隣人と公正に分かち合うようにとの神の戒めに背き、経済の力に頼っています。
声 2:わたしたちは信頼と愛にもとづく社会を築くようにとの神の招きを忘れ、自分たちの安全を軍事力に頼っています。
声 3:わたしたちは神の知恵に頼ることを拒み、政治権力に従いました。
一 同:神さま、わたしたちに憐れみをお与えください。
(間をおいて)
一 同:わたしたちは無関心の罪を告白します。
声 1:わたしたちは自分たちの歴史を忘れ、責任を担うことを拒絶しています。
声 2:わたしたちは自分たちの快適な生活を乱されることをおそれ、貧困、暴力、不正義に目を向けることを拒んでいます。
声 3:わたしたちは地球が公害や大量消費によって壊されていくことに無関心です。
一 同:神さま、わたしたちを憐れんでください。
(間をおいて)
一 同:わたしたちは無知の罪を告白します。
声 1:わたしたちは自分たちの現実の見方を問い直すことを拒んでいます。
声 2:わたしたちは自分たちと異なる文化の豊かさを閉め出しています。
声 3:わたしたちは自分でものを考えることをせず、メディアに依存しています。
一 同:神さま、わたしたちを憐れんでください。
(間をおいて)
一 同:わたしたちは声を上げないことの罪を告白します。
声 1:複雑な現実の前に、わたしたちは口を閉ざすことを選びます。
声 2:怖れ、戸惑い、そして後ろめたさの故に、わたしたちは身をひいて関わろうとしません。
声 3:わたしたちの沈黙によって、悪の力は阻まれずに続きます。
神さま、わたしたちを憐れんでください。
(間をおいて)
一 同:わたしたちは無責任の罪を告白します。
声 1:わたしたちは暴力、憎悪そして敵意の種が自分たちひとりひとりの中にあることを否定しています。
声 2:わたしたちは自分を省みることをせず、他の人や制度の責任にしています。
声 3:わたしたちは自分の良心の声を聞かず、この世界の悪の力に立ち向かうことができないでいます。神さま、わたしたちを憐れんでください。
(長い間をおいて)
一 同:わたしたちの全ての罪を明らかにし、赦してくださる神さま、わたしたちは、みまえにわたしたちの過ちを告白します。あなたの恵みと憐れみによってわたしたちが罪から立ち返ることができますように。あなたはわたしたちを赦してくださる方です。わたしたちも他の人々を赦すことができますように。あなたの創造されたもの全てが癒され、その完全さを取り戻すために、あなたと共に、隣人と共に、働くことができますように。アーメン
約束の祈り
司式者:モーセは人々に言いました。
「わたしは今日、天と地をあなたたちに対する証人として呼び出し、生と死、祝福と呪い をあなたの前に置く。あなたは命を選び、あなたもあなたの子孫も命を得るようにし、あなたの神,主を愛し,御声を聞き、主につき従いなさい」」(申命記30:19~20)
司式者:この世界において、わたしたちは選び取る力を持っています。神さまは、わたしたちが死を選ぶのではなく、平和、喜びそして自由の道を選ぶようにと求めておられます。
グループ1:わたしたちは、破れたこの世界の癒しのために働くことを選びます。
グループ2:わたしたちは、わたしたちは悪しき力と闘いながらも、敵をゆるすことを選びます。
グループ1:わたしたちは、自分たちの歴史の責任を担う道を選びます。
グループ2:わたしたちは、おかしてきた過ちを償う道を選びます。
グループ1:わたしたちは、全ての人を等しく敬い、その尊厳を重んじる道を選びます。
グループ2:わたしたちは、あらゆる差別に対して抵抗する道を選びます。
グループ1:わたしたちは、搾取に対して声を挙げることを選びます。
グループ2:わたしたちは、小さくされている人々の声を聴く道を選びます。
グループ1:わたしたちは、全ての暴力をなくす道を選びます。
グループ2:わたしたちは、非暴力によって平和を求めることを選びます。
グループ1:わたしたちは、地球と、そこに住む全ての生き物を大切にする道を選びます。
グループ2:わたしたちは、本当に必要なものだけで、簡素な生活を営む道を選びます。
全 員:イエス・キリストがその死と復活をとおしてわたしたちを愛してくださいました。わたしたちもまた神に仕え、隣人を愛する道を選びます。
聖霊の力によって、わたしたちは今日も明日も、いつまでも、命の道を選びます。

2012年4月22日日曜日

ふくしまキッズパレード~子どもの歓声、復興の力








【写真】ミッキーマウスと一緒に繁華街をパレードする子どもたち

 福島商工会議所主催の復興イベント「ふくしまキッズパレード」は21日、福島市の中心市街地で繰り広げられた。ミッキーマウスやミニーマウスなど東京ディズニーリゾートでおなじみのキャラクターが登場し沿道を沸かせた。

 福島市の共催、福島民報社などの後援。元気な福島の子どもの姿を全国に発信する「子ども元気イベント」の第3弾で、同商議所によると、約10万人の人出があった。

 第一部では、さんかく広場前で市内のダンス教室などに通う子ども8組約260人が踊りを披露した。

 第二部のパレードは、万世町通りから信夫通りを経て、吾妻通りまでの約660メートルで繰り広げられた。専用車に乗ったミッキーマウスなどのキャラクターが市内の子どもたちと共に移動し、大勢の市民が歓声を上げていた。

(2012/04/22 08:53)


市内のダンス教室やグループによるダンスパフォーマンス!

【 Ⅰ部 】ダンスパフォーマンス
12時30分~13時45分
会場/吾妻通り・さんかく広場前

◆ 参加団体 
 ●Studio ViVid【フリースタイル】
 ●余目一輪車クラブスポーツ少年団【一輪車演技】
 ●Halau・Moana【フラダンス】
 ●チャイルドガーデンヒカリ【ポンポンダンス】
 ●波恵ダンス・カルチャーパーク【ジャズダンス】
 ●DANCE STUDIO D'z【ヒップホップ/ジャズダンス】
 ●ダンスファクトリー Kマニフィック【ヒップホップ】
 ●DANCE&Fit.FLEUVE【ヒップホップ/ジャズダンス/Lock・Breakin 】
マーチングバンドを先頭にダンス教室やグループによるパレード!

【 Ⅱ部 】パレード
14時~15時30分
コース/万世町通り→信夫通り→吾妻通り
スタート:万世町通り・千歳商店前
ゴール:吾妻通り・東北電力福島営業所前


◆ 参加団体

 ●SPMBフレンズ【マーチングバンド】
 ●川俣フォルクローレバレー団 ジュニアの部【フォルクローレ】
 ●余目一輪車クラブスポーツ少年団【一輪車演技】
 ●Halau・Moana【フラダンス】
 ●チャイルドガーデンヒカリ【ポンポンダンス】
 ●波恵ダンス・カルチャーパーク【ジャズダンス】
 ●DANCE STUDIO D'z【ヒップホップ/ジャズダンス】
 ●ダンスファクトリー Kマニフィック【ヒップホップ】
 ●DANCE&Fit.FLEUVE【ヒップホップ/ジャズダンス/Lock・Breakin 】
 ●ミッキーとその仲間たち with SPMBフレンズ/Studio ViVid

ミッキーマウスとその仲間たちがやって来る!!
東京ディズニーリゾートスペシャルパレード
  

6.49の街路樹の脇で、ミッキーを待つ子どもたち。

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    「あとからくる者のために」~中嶌哲演師、断食前後の声明


    YouTube: 中嶌哲演氏スピーチ(2012.3.25大飯原発再稼動に反対する緊急集会)


    2012年3月25日(日)  福井市中央公園(県庁横)―――――――――――

    大飯原発3・4号機「再稼働に慎重な判断を求める市民集会
    ―原発の再稼働は本当に必要なのか―
    「あとからくる者のために」

    ――――――――――――――――(原子力発電に反対する福井県民会議)中嶌哲演

    l         福井県内、関西をはじめ全国各地から、はかりしれない憂慮と切ない願いをこめて、ここにお集まりいただいたみなさん、本当にごくろうさまです。ありがとうございます。
    l         大飯原発4基から10 キロ圏内の住民分布で70%を占めているのは小浜市民、いわゆる「地元」のおおい町民は20%に過ぎません。その「実質上の地元」の小浜市民は小浜原発の誘致を有権者過半数の署名などで拒否してきただけでなく、大飯1・2号の建設、3・4号増設にも反対してきました。小浜市(民)が「隣接自治体(住民)」として、関西電力や原子力行政によって不当に排除されなかったら、大飯原発は小浜原発同様にこの世に存在し得なかったでしょう。したがって、その再稼働も、今日の市民集会も不要であったわけです。
    l         昨年の「福島原発震災」以来、この「地元」の概念が厳しく問い直されています。福島原発10基の地元が浜通りに、若狭の原発15基が敦賀や美浜などに、けっして限られていたのではありません。また新たに拡大された30キロ圏内にもとどまりません。もともと、福島原発の「真の地元」は関東首都圏にあったのであり、若狭原発のそれは関西大都市圏にあり続けてきたのではないでしょうか。いわゆる「安全神話」も昨年3月に崩壊したのではなく、福島や若狭に最初の1基が押し付けられた時、すでに原理的にも現実的にも自らを否定していたのではないでしょうか。
    l         しかし、若狭の原発に消費電力の50%以上も依存しているという関西2府4県のみなさん、いま15基の原発が全面停止していますが、停電や不都合が生じているでしょうか。わたしたちはなにか魔法にかけられていたのではないでしょうか。その魔法使いたちは、「原発なしでは電力不足」という呪文の黒白がおっつけ判明することを恐れているのです。たとえば、大飯3号が1基稼働するだけで、ひかえめの算術計算でも、5億円/日、150億円/月、1800億円/年、関西電力は電気料金を手にすることができます。
     なぜ、かくまで拙速に、執拗に、「原子カムラ」の魔法使いたちが「再稼働」を策動しているのかを、わたしたちは見極める必要がありましょう。
    l         問題は、いわゆる「原発現地」です。かつて多くのアヘン患者を生み出したアジアの植民地と同じように、現代の「宗主国」の魔法使いたちは、「国内植民地」の中に少なくない麻薬患者をつくり出し、いまやその末期患者は禁断症状を呈し、さまざまなモラルハザードに陥り、子孫たちへの責任を放棄しているかのような現状です。「原発止まれば、雇用や地元経済はどうなる」という問いかけを、かならずしも強迫観念に過ぎないと切り捨てるわけにはいきません。地元の更生と自助努力もさることながら、この半世紀近く、「国策」として原発を推進してきた当事者とその受益者も、共にその解決方法に力を尽くしてもらう責任があるのではないでしょうか。
    l         福井県の西川知事は、福島原発事故後、次のように語っていました。「県民の安全確保と電力供給は、別の話だ。本当に供給が大変なら、天然ガスヘの切り替えなど、事業者が検討したらいい。県民の安全の確保が一番だ。大阪の人にとっても安全は大事でしょう。福島のようになったら、電気が送れなくなるのだから。我々も関西も安全が第一のはずだ」(2011.5/21「朝日」より)と。不当・拙速な国の圧力にも屈していないこの西川知事と、地元の切実な要請を受けながら葛藤しているすべての福井県議会議員に、「再稼働」についてはあくまで慎重に判断するよう激励、支援してください。そして、破局的な原発震災の後に「脱原発」を決断した福島県の経験に深くまなび、福井県においては平和裡に「原発依存からの脱却」を準備するよう訴えましょう。すでに全うな声を上げはじめた隣接自治体、県下の市議会議長たち、広範な県民が結集している大小の集会と運動など、知事と議員を支える世論は大きく広がっています。
    l         大飯原発3・4号機の「再稼働」が一点突破されれば、各地の原発群がなしくずしに再稼働され、延命がはかられていくでしょう。近未来に国内の原発が全面停止するのは、「第二のフクシマ」が続発する時であることは容易に想像できます。かつて「国策」として戦争を推進した軍国主義政権は、ヒロシマについでナガサキの過酷な犠牲の後に敗戦を決断せざるを得なかったのでした。巨大な「原子カムラ」の一角を担う現政権も、「フクシマ」だけではまだ懲りていないのでしょうか。わたしたち国民も、あの「1億総懺悔」の日を座して待つのでしょうか。「若狭原発震災の前夜」(石橋克彦氏)や「第二のフクシマ、日本滅亡」(広瀬隆氏)という警鐘が鳴り響いています。わたしたちは断じて大飯3・4号機の「再稼働」を認めることはできません。
    l         現在、国会など三つの福島原発事故調査委員会と、今後のエネルギー・原発政策の根幹に関わる議論を行っている国レベルの三つの協議体が、それぞれ今夏までを目途に結論を出そうとしています。「原発の再稼働は本当に必要なのか」という本集会のサブ・テーマを深める意味でも、国民的な規模で集中して、この論議に関与していくべきではないでしょうか。
    l         さて、みなさん。
     今日から3月31日まで、私は断食に入ります。この数日、食を少しずつ減量し、今朝は玄米の薄い重湯を頂きました。昼の間は県庁のロビーで静かに座し、夜間は県庁近くに開設しているグリーンピースの事務所で休養させてもらいます。
     この40余年間、好むと好まざるとにかかわらず、若狭の原発群との共存・容認を余儀なくざれている間に、私自身に生じた歪んだ骨格を正し、贅肉を削ぎ、濁った血液を浄化し、乱れがちの呼吸を整えるためでもあります。「少欲知足」の精神をいささかなりとも体感したいのです。
     そして何よりも、かの東北の大地震・大津波・福島原発震災で犠牲になり、被災されたすべての人々、生きとし生けるものに想いを寄せつつ、若狭に、また何処にも、大人災の「原発震災」を連発させないよう祈念し、先に述べた要望と行動の広がりを訴えたいと願っています。
     広島原爆120万発分の「死の灰」、48万人もの被曝労働者(新たなヒバクシャ)、原発震災の最大の災害弱者たる福島の36万人もの子どもたち-をすでに生み出してしまった国内54基の原発。
     子どもたち、若者たちに心から詫び、許しをこいながら、切なる希望をも伝えたいのです。このまま若狭の全原発を止め続けられたら、お金や形に代えられない深い安心と安全をとりもどせるだろう、美しい若狭の海と浜辺と豊かな海の幸を再生できるだろう、穏やかで奥深い若狭の歴史と文化を再発見しよう、と。
     最後に、これまでも小浜市民の会や福井県民会議のビラの中で、また各地で度々紹介してきた一篇の詩を読み上げて、私の挨拶といたします。
    あとからくる者のために         
    (坂村真民 『詩集・詩国』より)

    あとからくる者のために
    苦労するのだ
    我慢するのだ
    田を耕し
    種を用意しておくのだ
    あとからくる者のために
    しんみんよお前は
    詩を書いておくのだ
    あとからくる者のために
    山を川を海を
    きれいにしておくのだ
    ああ後からくる者のために
    みんなそれぞれの力を傾けるのだ
    あとからあとから続いてくる
    あの可愛い者たちのために
    未来を受け継ぐ者たちのために
    みな夫々自分でできる何かをしてゆくのだ

    2012年4月1日
     7日間の断食を終えるにあたって
     大飯原発3・4号機「再稼働」反対のさらなる世論の広がりを!
    中烏 哲演

    l         3月25日の昼食から31日の夕食までの断食を終え、4月1日の今朝、玄米の薄い重湯を噛み締めるようにして美味しく頂きました。厳密には2週間をかけてですが、徐々に日常食に、できれば今度こそ念願であったベジタリアンのそれに復帰したいと願っておりまず。
    l         この7日間にわたって、個々のお名前やグループ・団体名などを列挙し得ませんが、様々な分野の多くの方々から、あたたかいご配慮、励ましやご支援をいただき、心から感謝いたします。また、ささやかな私の断食行為が正触媒となって、なんらかの結晶作用が県内外に広がることを期待してもいたのですが、明らかにそのきざしもあり喜んでおります。 
    l         このたびは県庁ロビーで意思表示いたしました。国の理不尽で拙速な「再稼働」の動きに福井県知事や県議会議員が屈することなく、県外の住民もふく心県民のいのちを守るよう、エールをおくるためでした。県庁や県議会の建物・施設がけっして県職員幹部や議員の占有物ではなく、県民が自由に出入りでき、県民の生命死守や福祉に奉仕するために活用されるべきことを改めてまなんだように思います。
    l         大飯3・4号の「再稼働」は、若狭、福井県の問題にとどまりません。いったん「再稼働」を許せば、政府をはじめ「原子カムラ」の勢力は他の原発群も再開、延命をはかり、「第二のフクシマ」の惨状を招くまで全面停止することはないでしょう。かつての軍事政権がヒロシマに次ぐナガサキの悲劇に直面するまで、そうであったように。
    l         「安全神話」が押し付けられてきた現地住民、「必要神話」の魔法にかけられてきた大都市圈の市民も共々に、大飯原発3・4号機「再稼働」反対の声と行動をさらに広げて、「あとからくる者のため」に、原発存続そのものの是非を、この夏へ向けて集中的に、国民的な規模で論議できるよう心から念願し、訴えるものです。
    合 掌
    (注:本稿テキストの掲載は、著作権者の中嶌哲演さんにより許諾ずみ)


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    2012年4月20日金曜日

    郡山市教育委員会担当者に会ってみれば…(2011.4.文書類、2012.4.調査報道記事)


    この記事は当ブログの4月10日付け記事「郡山市の小中学校、校庭の使用制限解除」の続編です。今日、郡山市音楽・文化交流館(ミューカルがくと館)大ホールで、小中学生の保護者たちと市民による郡山市教育委員会に対する交渉が行われました。
    出席者は、保護者・市民が15名ほど、教育委員会が学校教育課職員3名でした。
    校庭などの使用制限についての通知は郡山市サイトに次のような「環境放射線モニタリングに基づく教育活動について」と標題された文書がPDFでありましたが、使用制限解除についての通知文書は見あたりません。

    *** 以下、引用 ***
    平成23年4月26日
    保護者 様
                                                  郡山市教育委員会
                  環境放射線モニタリングに基づく教育活動について
    各小中学校の保護者の皆様方には、本市教育に対し日頃より温かいご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。
    さて、過日、文部科学省より環境放射線モニタリングの結果に基づく、学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安が公表されました。
    ○ 年間の暫定的な許容放射線量 1~20mSv/y
    ○ 1 時間あたり 3.8μSv/h以上の学校は、屋外活動を 1 日あたり 1 時間以内に制限
    ○ 1 時間あたり 3.8μSv/h未満の学校は、特段の制約なし

    つきましては、その目安を一つの指針にしながらも本市小中学校においては、できるだけ年間の許容できる放射線量を少なくできるよう、5 月より下記の通り教育活動を行ってまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
    記
    1 3.8μSv/h以上で国の制限下にある学校は、国の基準に従い屋外活動は 1 時間以内となりますが、屋内での活動を極力実施してまいります。
    なお、校庭の表土の除去と合わせ校舎及び校舎周辺の除染を行い、制限解除を目指します。
    2 その他の学校は、国の目安では制約はありませんが、本市においては、制限下の学校周辺及び比較的モニタリング数値が高い学校(教育委員会指定15校)は、校庭の表土の除去と合わせ校舎及び校舎周辺の除染を行い、数値が下がるまで校庭での活動を自粛します。部活動など外での活動は、他の施設などを使う場合は3に準ずることとします。
    3 1,2以外の学校においても、国の目安では制約はありませんが、児童生徒の1日の学校生活を具体的にシュミレーションし、体育など屋外での活動を1時間以内、部活動を2時間以内とします。ただし、体育の時間はできるだけ屋内の使用に努めます。
    4 3の学校においても、部活動など外での活動については、次の点に留意して行います。
    ① 雨天時や風が強く砂ぼこりなどがひどい場合は行いません。また、活動後のうがい、手洗い、洗顔などを励行するようにします。
    ② 放射線による健康被害を心配し、活動を自粛させたい場合はその旨を学校に伝えてください。決して強制するものではなく、そのことにより不当な扱いを受けたりすることはありません。
    5 登下校の際は、マスクや帽子の着用に心がけ、雨天時には傘をさすなどできるだけ濡れないようにするとともに、外出後の手洗い・うがいの励行や水たまりや砂場等で遊ばないよう指導します。
    6 学校においては、今後、放射線測定機を整備し、環境放射線モニタリングを行いながら児童生徒の安全安心に配慮した活動に努めてまいります。
    *** 引用、終わり ***
    この文書はもちろん、昨年4月19日、文部科学省が福島県教育委員会に通知した文書「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」にもとづいています。
    *** 以下、引用 ***
    福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について
    標記の件について、福島県教育委員会等に発出しましたので、お知らせします。
    23文科ス第134号
    平成23年4月19日
      福島県教育委員会
      
    福島県知事
      
    福島県内に附属学校を置く国立大学法人の長              殿
      
    福島県内に小中高等学校を設置する学校設置会社を
      
    所轄する構造改革特別区域法第12条第1項
      
    の認定を受けた地方公共団体の長
                                     文部科学省生涯学習政策局長   板東久美子
                                                     
    初等中等教育局長  山中伸一
                                          
         科学技術・学術政策局長   合田隆史
                                                     
        スポーツ・青少年局長  布村幸彦
    福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について(通知)
     去る4月8日に結果が取りまとめられた福島県による環境放射線モニタリングの結果及び4月14日に文部科学省が実施した再調査の結果について,原子力安全委員会の助言を踏まえた原子力災害対策本部の見解を受け,校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方(以下,「暫定的考え方」という。)を下記のとおり取りまとめました。
     ついては,学校(幼稚園,小学校,中学校,特別支援学校を指す。以下同じ。)の校舎・校庭等の利用に当たり,下記の点に御留意いただくとともに,所管の学校及び域内の市町村教育委員会並びに所轄の私立学校に対し,本通知の趣旨について十分御周知いただき,必要な指導・支援をお願いします。
                                         記
     1. 学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安について
      学校の校舎,校庭,園舎及び園庭(以下,「校舎・校庭等」という。)の利用の判断について,現在,避難区域と設定されている区域,これから計画的避難区域や緊急時避難準備区域に設定される区域を除く地域の環境においては,次のように国際的基準を考慮した対応をすることが適当である。
      国際放射線防護委員会(ICRP)のPublication109(緊急時被ばくの状況における公衆の防護のための助言)によれば,事故継続等の緊急時の状況における基準である20~100mSv/年を適用する地域と,事故収束後の基準である1~20mSv/年を適用する地域の併存を認めている。また,ICRPは,2007年勧告を踏まえ,本年3月21日に改めて「今回のような非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル(※1)として,1~20mSv/年の範囲で考えることも可能」とする内容の声明を出している。
      このようなことから,幼児,児童及び生徒(以下,「児童生徒等」という。)が学校に通える地域においては,非常事態収束後の参考レベルの1-20mSv/年を学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安とし,今後できる限り,児童生徒等の受ける線量を減らしていくことが適切であると考えられる。
    ※1 「参考レベル」: これを上回る線量を受けることは不適切と判断されるが,合理的に達成できる範囲で,線量の低減を図ることとされているレベル。
      また,児童生徒等の受ける線量を考慮する上で,16時間の屋内(木造),8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると,20mSv/年に到達する空間線量率は,屋外3.8μSv/時間,屋内(木造)1.52μSv/時間である。したがって,これを下回る学校では,児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。さらに,学校での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため,学校の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても,校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより,児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。
    2. 福島県における学校を対象とした環境放射線モニタリングの結果について
    (1)文部科学省による再調査により,校庭・園庭で3.8μSv/時間(幼稚園,小学校,特別支援学校については50cm高さ,中学校については1m高さの数値:以下同じ)以上の空間線量率が測定された学校については,別添に示す生活上の留意事項に配慮するとともに,当面,校庭・園庭での活動を1日あたり1時間程度にするなど,学校内外での屋外活動をなるべく制限することが適当である。
      なお,これらの学校については,4月14日に実施した再調査と同じ条件で国により再度の調査をおおむね1週間毎に行い,空間線量率が3.8μSv/時間を下回り,また,翌日以降,再度調査して3.8μSv/時間を下回る値が測定された場合には,空間線量率の十分な低下が確認されたものとして,(2)と同様に扱うこととする。さらに,校庭・園庭の空間線量率の低下の傾向が見られない学校については,国により校庭・園庭の土壌について調査を実施することも検討する。
    (2)文部科学省による再調査により校庭・園庭で3.8μSv/時間未満の空間線量率が測定された学校については,校舎・校庭等を平常どおり利用して差し支えない。
    (3)(1)及び(2)の学校については,児童生徒等の受ける線量が継続的に低く抑えられているかを確認するため,今後,国において福島県と連携し,継続的なモニタリングを実施する。
    3.留意点
    (1)この「暫定的考え方」は,平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故を受け,平成23年4月以降,夏季休業終了(おおむね8月下旬)までの期間を対象とした暫定的なものとする。
      今後,事態の変化により,本「暫定的考え方」の内容の変更や措置の追加を行うことがある。
    (2)避難区域並びに今後設定される予定の計画的避難区域及び緊急時避難準備区域に所在する学校については,校舎・校庭等の利用は行わないこととされている。
    (3)高等学校及び専修学校・各種学校についても,この「暫定的考え方」の2.(1),(2)を参考に配慮されることが望ましい。
    (4)原子力安全委員会の助言を踏まえた原子力災害対策本部の見解は文部科学省のウェブサイトで確認できる。


     別添
            児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるために取り得る学校における生活上の留意事項
     以下の事項は,これらが遵守されないと健康が守られないということではなく,可能な範囲で児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるためのものである。
    1校庭・園庭等の屋外での活動後等には,手や顔を洗い,うがいをする。
    2土や砂を口に入れないように注意する(特に乳幼児は,保育所や幼稚園において砂場の利用を控えるなど注意が必要。)。
    3土や砂が口に入った場合には,よくうがいをする。
    4登校・登園時,帰宅時に靴の泥をできるだけ落とす。
    5土ぼこりや砂ぼこりが多いときには窓を閉める。
    お問い合わせ先
    原子力災害対策支援本部(放射線の影響に関すること)
    電話番号:03-5253-4111(内線4605)
    スポーツ・青少年局学校健康教育課保健管理係(学校に関すること)
    電話番号:03-5253-4111(内線2976)

    *** 引用、終わり ***
    ところが、この通知について、1年後の4月18日付け東京新聞は次のように報道しています。
    記事 
    画像 
    *** 以下、引用 *** 

    校庭線量 非公開で緩和 文科省 昨年4月

    2012年4月18日 07時01分

     目安は、文科省が昨年四月十九日、年間の被ばく線量二〇ミリシーベルト(一ミリシーベルトは一〇〇〇マイクロシーベルト)から逆算し、毎時三・八マイクロシーベルトにすると発表。数字は国際放射線防護委員会(ICRP)が示した「事故からの復興時は年一~二〇ミリシーベルト」との基準を踏まえた値だったが、保護者たちから「子どもには高すぎる」と批判が噴出した。
     東京電力福島第一原発事故を受け、文部科学省が昨年四月、福島県で校庭利用を制限する放射線量の目安を、当初は計器の誤差があっても安全が守れるよう毎時三マイクロシーベルト以上にする方針だったのに、後に三・八マイクロシーベルトに緩くしていたことが分かった。本紙が情報公開請求で原子力安全委員会から得た文科省の内部文書で判明した。どのように目安が決まったのか、具体的な経過が分かったのは初めて。 (榊原智康)
     内部文書によると文科省と安全委は昨年四月九日から十六日にかけて四回、非公開で協議。文科省は十日までは、三・八マイクロシーベルトを軸としながらも「測定誤差を考慮」「安全性に配慮」などの理由を挙げ、小数点以下は切り捨て、三マイクロシーベルトを目安に設定する方針を示していた。
     さらに一・九~三マイクロシーベルトと比較的線量の高い校庭では、制限対象にはしないものの、子どもたちにマスクをさせるなど内部被ばく対策を追加することも盛り込まれた。
     しかし、十二日に一転、三・八マイクロシーベルトに緩める案を提示。安全委の担当者によると、この際、文科省の担当者は「三マイクロシーベルトでは、対象の学校が多くなり、(対応が)大変だ」と説明した。また別の理由として、半減期が八日と短い放射性ヨウ素が減って放射線量が次第に低下するため、目安を緩くしても年間被ばく量を年二〇ミリシーベルト以下に抑えられると説明したという。
     協議とほぼ同時期に福島県が実施した校庭の放射線量調査では目安を三・八マイクロシーベルトにすると、校庭利用の制限がかかるのは四十三校だったのに対し三マイクロシーベルトと厳しくすると百三十七校と三倍以上に膨れあがる、との結果だった。
     文科省の担当者は取材に「安全委と議論を積み重ねながら、同時に省内でも議論を続けた」と説明し、当初案の三マイクロシーベルトは議論途中の数字だったと強調した。
    (東京新聞)


    *** 引用、終わり ***
    いかがでしょうか?
    文科省の担当者は「三マイクロシーベルトでは、対象の学校が多くなり、(対応が)大変だ」と説明したという内幕が暴露されるような不誠実な態度で策定された通知にもとづく郡山市教育委員会の文書が子どもたちの健康に留意したものでないことは、あまりにも明らかです。
    ちなみに、健康や安全に関して、前者では「以下の事項は,これらが遵守されないと健康が守られないということではなく」という安請け合い、後者では「児童生徒の安全安心に配慮した活動に努めてまいります」というリップサービスが見受けられるだけです。
    さて、ミューカルがくと館は、これまで震災を受けて被災者支援の総合拠点として使用されてきたのですが、4月22日(日)に一部開館することになり、今日の交渉会場に指定された大ホールでは、楽器の搬入など式典の準備で落ち着かず、しかも交渉時間を30分に制限されては、実のある話し合いにはとてもなりません。
    たとえば小生としては、東京新聞の記事を示し、文部科学省の不誠実さを指摘し、また小生の居住する校区では高線量のなかを小学生たちがマスクも着用せずに集団登下校していると訴え、教育委員会による安全指導さえも機能していないと指摘することができただけです。
    とても欲求不満の残る交渉でした。ほかのみなさんも同じ思いでしょう。
    せめて落ち着いた場所で、納得ができるまで話し合いたいものです。


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