2014年11月20日木曜日

福島産米のシンガポール輸出につづいて、望月環境相が浪江産試験栽培米を「食わっせ!」

NEWS ASIA


福島産米 シンガポールで販売
Rice from Fukushima goes on sale in Singapore
2014825
2011年の核災害で被災した福島で生産された米がシンガポールの日系スーパーマーケットで販売されました。
シンガポールの食品安全基準は世界トップクラスの厳格さを維持しており、農業者たちはその基準に合格すれば、米が世界で通用する自信になると期待しています。
アシュリー・ニアム記者がお伝えします。
トランスクリプト

――このお米の産地がどこなのか、間違えようもありません。袋ごとにラベルが付いていて、福島産と表示されています。でも、ここに重要なことが記されており、放射線レベルが食べても安全と書かれています。
0:21
なによりの品質保証は、食べてみることです。ですから、ここではお米を炊きあげて試食していただくことにしました。
0:29
――お味はいかがでしょうか?
客:OKです…
販売員:ナチュラルでごく普通の味わいですよ。
0:34
――福島産のお米を食べるのは心配ですか?
客:いやいや、きちんと検査していれば大丈夫なのではないですか。
0:46
――福島産のお米を食べるのは心配ですか?
客:いいえ、日本産ですし…福島産であろうが、どこ産であろうが、気にしません。
1:02
――レジに来ました。第1回の入荷分65袋の半数が24時間以内に売れました。
1:12
――お米を購入なさる理由はなんですか?
客:福島を応援するためです。ハッハッハ…
――それが主だった理由なのですか?
客:はい、そうです。
1:20
――このお米売り場では20品目ほどが販売されていて、お値段は5ドルから45ドルまでの幅があります。日本産米は輸入額合計の1パーセントにも届きません。でも、この販売キャンペーンは必ずしも大量セールスを目的としたものではありません。シンガポールで受け容れられれば、世界進出の足がかりになります。この地で成功すれば、どこでも成功するでしょう。
(免責事項:このトランスクリプトはビデオ音声を聴きとったものであり、必ずしも正確な逐語訳ではありません)







県産農産物の安全性と品質の高さをアピールした畠部長(左)
 シンガポール政府が東京電力福島第一原発事故に伴う県産農産物の輸入規制措置を条件付きで解除したことを受け、福島県は16日から18日までの3日間、現地で開催された食品見本市「Oishii JAPAN」に出展した。
……
 県の畠利行農林水産部長はモニタリング検査の現状を説明した。県産品を試食した販売業者からは「安全なのがよく分かった。何よりも品質が高い」などと好評で、商談が活発に行われたという。





新米福島・浪江で収穫「安全です」 政府庁舎食堂に
毎日新聞 20141120日 東京朝刊
 環境省が入る中央合同庁舎5号館(東京都千代田区)の食堂で19日、東京電力福島第1原発事故後、福島県浪江町で初めて収穫された新米が提供された。

 浪江町は全域が避難区域となっており、除染の効果を確かめる試験栽培で作られた。望月義夫環境相=写真左から2人目=は生産者らとおにぎりをほお張り、「食わっせ(食べて)」と安全性をPRした。

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